2009年度トピック一覧

2009年度トピック一覧

インドネシア ウダヤナ大学との国際連携による衛星リモートセンシング人材育成事業に係る第2回プロジェクト会議開催
(4月5日掲載)

3月25日(木曜日)・26日(金曜日)工学部本館2階第3会議室でインドネシア ウダヤナ大学との国際連携による衛星リモートセンシング人材育成事業に係る今年度計画の最後となる第2回プロジェクト会議が開催されました。ウダヤナ大学からは、バクタ学長、ウィラワン副学長、スアストラ副学長、アルタナ環境学専攻長、大澤副所長が来学され、山口大学からは三浦工学部長をはじめ三池副学部長、清水教授、田中佐教授、小河原教授、朝位准教授、山本浩一准教授、長准教授、為末助教、岡本昌幸助教、陳教授(経済学部)が参加し、来年度に向けて共同での研究及び遠隔授業等による人材育成に係る活発な意見交換が行われた。会議開催中にバクタ学長の特別講演、D11講義室を使ってウダヤナ大学との通信テストを先般、インターネットを用いた遠隔授業システムの構築を行ったメディア基盤センター 為末助教、電気電子工学科 岡本助教が行い、今後本事業を行ううえでの課題等の共通認識が図られた。

平成21年度山口大学大学院修了式、山口大学卒業式
(4月1日掲載)

3月23日(火曜日)山口県スポーツ文化センター(山口市)において山口大学大学院修了式及び山口大学卒業式が行われました。理工学研究科(工学系)244名、医学系研究科(工学系)48名及び技術経営研究科16名並びに工学部610名が修了(卒業)しました。丸本卓哉学長から、「山口大学で学び体得したことに誇りと自信を持って頑張っていただきたい。」と、今後の活躍を期待する祝辞が述べられました。

齊藤教授が第1回山口県産業技術振興奨励賞「山口県知事特別賞」を受賞
(3月29日掲載)

2010年3月17日(水曜日)大学院医学系研究科(工学) 齊藤 俊教授が第1回山口県産業技術振興奨励賞の表彰式(会場:山口県庁)において、「山口県知事特別賞」を受賞いたしました。この山口県産業技術振興奨励賞は、優れた技術を基にした事業活動により県内産業振興への貢献が認められる中小企業等を表彰することにより、県内産業振興に資する産学公連携等による優れた技術の研究開発と新事業展開の取組を推進するとともに、併せて、ものづくり技術を尊重する社会的機運を醸成することを目的に、この度、創設されたものです。齊藤教授は知事賞を受けた「海面突入時の衝撃を軽減する自由降下式救命艇」開発の共同研究(振動工学の観点から、座席構造と乗員が受ける衝撃の解析、座席に組み込む緩衝材の振動評価について技術監修)を行い、国内で初めて高さ30mから安全に降下できるタイプの開発に寄与した功績が認められ今回の受賞となりました。

研究科奨励賞 表彰式
(3月24日掲載)

今年度、理工学研究科では博士後期課程での研究業績優秀者の表彰と博士後期課程進学への動機づけを目的として、「研究科奨励賞」の表彰制度を開設しました。前期課程では、モウセイリンさん、仲野敏樹さん、宗 正浩さんの3名が、後期課程では室谷英彰さん、中道 友さんの2名が、多くの応募者の中から奨励賞受賞者に選考されました。3月11日(木曜日)奨励賞表彰式では、三浦理工学研究科長から賞状と副賞のデジタルカメラが贈呈されました。

第20回常盤賞表彰式
(3月19日掲載)

3月10日(水曜日)第20回常盤賞受賞者の表彰式が常盤工業会館において挙行されました。平成22年3月卒業予定の学部学生から成績優秀者14名及び平成21年度学友会や課外活動面において活躍した学生3名に常盤工業会会長から表彰状と副賞が授与されました。また、会長からは「常盤賞」受賞を糧に今後の更なる活躍を期待しているとの言葉をいただきました。表彰式終了後、懇親会が催され受賞者は常盤工業会及び工学部関係者に囲まれ、和やかな雰囲気の中での昼食となりました。

ダブルディグリープログラムのインドネシアが宇部市役所でインターンシップを実施
(3月15日掲載)

「ダブルディグリープログラムでインドネシアから山口大学大学院理工学研究科に留学しているアントニウス ブディ トリヤントさん、スシ スマルヤティさん、ムハマド イクサンさんが2月23日から3月4日の間、宇部市役所でインターンシップを実施しました。3名の留学生はいずれもインドネシアの地方公務員で、理工学研究科では都市計画分野の研究を行っています。宇部市役所では総合政策、総務、環境、防災、下水道、都市開発、消防、教育などの各部門の職員から講義を受け、また現場を見学する等して宇部市の行政について学びました。終了式で、留学生は宇部市の環境に対する取り組み方法をインドネシアでも取り入れたい。またインドネシアと宇部市の交流の懸け橋となりたいと話しました。

工学部長に堀教授
(3月10日掲載)

3月1日、工学部教授会において、任期満了(3月31日)に伴う工学部長候補者に山口大学大学院理工学研究科の堀憲次教授(55)=反応設計化学=を選任した。任期は4月より2年間。
「山口大学工学部の学部長に4月より就任することになりました。所信表明に示した学部の再編や人事制度の改革を、工学部の皆さんの協力を得て実施することにより、これからの工学部の発展に尽力したいと思っております。」

平成21年度 山口県立宇部高等学校SSHI修了
(3月5日掲載)

2月19日(金曜日)、感性デザイン工学科 小金井 真准教授の「空気の性質」の講義で、1年間12回の山口県立宇部高等学校SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)Ⅰ(1年生)の授業が終了しました。
通常の高校の授業や日常生活で工学が身近に感じられる貴重な体験ができたと思います。来年度から、各研究室に分かれSSHⅡ(2年生)、Ⅲ(3年生)と進んで行きます。

※詳しくは山口県立宇部高等学校のHPをご覧下さい。

宇部高SSHのページはこちらをご覧下さい。

平成21年度工学系数学統一試験 成績優秀者の表彰
(3月1日掲載)

平成22年2月10日の教員等会議冒頭に、平成21年度工学系数学統一試験(平成21年12月12日実施)の成績優秀者の表彰式が行われた。試験は例年通り微分積分、線形代数、常微分方程式、確率・統計の4分野について各100点で行われ、山口大学の受験者は416名、全国の受験者は3,134名であった。表彰は、優秀賞(総得点の8割以上(320点以上)を取った者)9名、敢闘賞(1分野でも満点もしくは満点に準ずる得点を取った者)7名、進歩賞(前年度の総得点が山大受験者の平均以上で前年度に比べて総得点が大幅に上昇,今年度の成績が山大受験者の上位20番以内)1名を表彰した。各賞ごとに受賞者が教室の前に整列し、一人ずつ登壇して壇上の三浦工学部長から賞状と賞品を受け取り、工学部長と握手して降壇した。今年の賞品は、例年のUSBメモリーに加え、FE試験(米国技術士1次試験)の試験会場で配布される公式集であった。表彰された学生諸君のさらなる飛躍を期待するとともに、学業成績上位者をさらに伸ばす仕組みの構築にも期待するところである。

平成21年度 山口県立宇部高等学校SSH生徒 中間発表会
(2月24日掲載)

2月17日(水曜日)、山口県立宇部高等学校SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)Ⅰ・Ⅱの生徒中間発表会が宇部高等学校多目的ホールで13時から行われました。宇部高校長の挨拶の後、SSHⅡの2年生11グループがパワーポイントを使って口頭発表し、SSHⅠの1年生は「感覚環境の科学的評価」、「遺伝子を操る」、「情報システムの信頼性」、「コンピュータによるパターン認識」、「沸騰する石-ゼオライト」、「微細加工とマイクロマシン」、「メカトロ創成実習」、「ヒューマンライフサイエンス」、「先端科学技術体験学習について」、「先端医学体験学習について」、「自然観察学習会」のポスターセッションによる1年間の成果の発表を行いました。

平成21年度山口大学公開講座(特別講座)「真空技術の基礎と応用」の修了式
(2月19日掲載)

2010年1月29日(金曜日)13時より、平成21年度の山口大学公開講座「真空技術の基礎と応用」の修了式が常盤工業会館(工学部キャンパス前)で執り行われた。この公開講座は、本学理工学研究科がエクステンションセンターとの共催で、平成20年度より開講しているものである。産学が連携して開発した教育カリキュラムを活用し、産業界の講師陣と本学教員とが協力して講義と実習による講座を展開している。2年目となる本年度は、延べ35名の社会人が受講した。また、本講座を活用した大学院コース授業「真空技術科目群」も同時開講され、理工学研究科博士前期課程の学生延べ83名が受講した。そのうち、規定に達した社会人10名と大学院学生17名に、三浦理工学研究科長から修了証やコース認定証などが授与された。

中国重慶工学院大学が訪問
(2月15日掲載)

1月25日(月曜日)・26(火曜日)工学部が交流協定を締結している中国重慶工学院大学より、李国副学長はじめ2名の教員、13名の学生がダブルディグリーを行う協定校を実際に見て見識を深めることを目的として訪問されました。産学連携の成果・活動の説明をはじめとする常盤地区及び経済学部を中心とした吉田キャンパス視察の後、宇部市内の生活環境を視察しました。

電気電子工学科3年 藤尾美之さん 少林寺拳法全国大会入賞報告
(2月10日掲載)

平成21年10月11日に開催された2009年少林寺拳法全国大会in青い森において電気電子工学科3年 藤尾美之さんが4位入賞を監督と伴に工学部長へ報告しました。以下は藤尾さんからの入賞報告です。 「入学式の時、少林寺拳法部の先輩方の全国大会での活躍を知り、入部を決意しました。入部をしてからは、憧れの先輩方に少しでも近づこうと、一生懸命稽古に励みました。そして今年度、主将として出場した県大会で念願の全国大会への切符を手にすることができたのです。 全国大会にむけて稽古をしていく中で、精神的、肉体的に辛い時期もありましたが、監督はじめ、相方の先輩や周りで支えて下さった多くの方の御陰様で優良賞を頂くことができました。この度の経験を通して、一つの目標に向かって努力することの素晴らしさや、御陰様ということを改めて実感しました。 少林寺拳法が求める精神的な成長をすることもできたと思います。今後も、学んだことを活かして、稽古に勉強に励みます。ありがとうございました。」電気電子工学科 3年少林寺拳法部 主将 藤尾美之

FMきらら 【ススメ!工学部】にも出演(2月4日)  ONAIRはこちら

安全衛生標語大募集優秀標語作品表彰式
(2月5日掲載)

さる平成22年1月14日安全衛生標語大募集優秀標語作品表彰式が行われた。常盤事業場労働安全委員会・衛生委員会から「安全で衛生的なキャンパスづくり・研究室の整備、禁煙・喫煙マナー向上などをアピールする標語」との主旨で募集が行われ、 平成21年10月1日から10月30日の締め切りまでに応募のあった56作品の中から委員会にて選考の結果、安全・衛生全般の標語3作品、禁煙・喫煙マナーの標語1作品の優秀作4作品を選び表彰を行った。

優秀作 (順不同、敬称略)
「ありがとう きれいに使った 前のひと」重枝 麻由美   「安全に 終わってこその 大発見」宗 正浩
「保護メガネ かけるの一瞬 事故一生」豊嶋 誠一      「禁煙で 示してあなたの 思いやり」岡島 潔

医学系研究科 応用分子生命科学系専攻 博士2年 阿部光代さんが最優秀ポスター賞を受賞
(2月1日掲載)

本学医学系研究科 応用分子生命科学系専攻 博士2年の阿部光代さんが、11月に神戸で開催された”Asia Pacific Biochemical Engineering Conference (APBioChEC) ”において、Biotechnology Journal Best Poster Awardを受賞しました。
発表内容のタイトルは”Investigation of the interaction mechanism of mono-PEGylated proteins in electrostatic interaction chromatography”です。APBioChEC(アジア太平洋生物化学工学会議)は、アジア太平洋地域で開催される生物化学工学(バイオテクノロジー・バイオエンジニアリング)に関する国際会議としては最大規模のものです。 今回も、アジア太平洋地域のみならず、ヨーロッパ諸国など世界各国から約550人が参加しました。今年のポスター発表ではスライドの構成・内容・質疑応答の項目に対して厳しい審査が行われ、20人に対してポスター賞が授与されました。更に、その中で最も優れた発表がBest Poster AwardとしてBiotechnology Journalから表彰されました。受賞について阿部さんは「このような国際学会で名誉ある賞を頂き、非常に嬉しく思っております。この学会では多くの方々と研究について話す機会が得られ、大変実りある学会となりました。研究成果が評価されたことで研究に対する意欲が更に高まりました。ご指導頂いた同専攻の山本修一教授、また協力して下さった研究室の皆さんに感謝しています。」と語っています。

宇部高SC授業に工学部留学生が講師として参加協力
(1月26日掲載)

12月22日(火曜日)14時~16時に宇部高等学校で開かれたSC(スーパー・キャリアー)授業に、工学部留学生のキム ヒョンボムさん(韓国)、モハメッド アジュダニアンさん(イラン)、庄 麗さん(中国)、プルポン ポンビサヤさん(タイ)、ガトット エコ シスロさん(インドネシア)の5名が講師として参加しました。 授業内容は、全員の簡単な自己紹介のあと、自国の文化の紹介や大学での研究についてパワーポイントを見せながら話し、宇部高校の生徒は、日本文化の紹介や、将来の夢などをサポーター(梅光学院大学生)に司会・進行をしてもらい、自由に質問や意見を交わしながら、活発にコミュニケーション力を図るというものです。 授業を終えて、講師の留学生、宇部高校の生徒からは、楽しくとても有意義だったと好評でした。

福利厚生棟2F食堂でシーズニングコンサートを開催
(1月22日掲載)

工学部福利厚生棟2階食堂においてシーズニングコンサートが12月21日(月曜日)~22日(火曜日)のお昼時に開催されました。このコンサートは食堂利用者には日頃の食事にひと味添えるとともに、音楽サークルの発表の場として三浦房紀工学部長が企画されたもので、今年で3回目になります。今年は音楽サークル「Feel it !」・「軽音楽部」の2団体が演奏し、利用された方々はいつもと違う雰囲気のなかでの昼食となりました。

インドネシア ウダヤナ大学との国際連携による 衛星リモートセンシング人材育成事業
(1月19日掲載)

宇宙利用促進調整委託「衛星データ利用のための人材育成プログラム」が採択されました。これは、衛星リモートセンシングデータの利用を通じて、衛星データの知識と利用技術を持った人材を育成し、これによって宇宙開発の意義を理解し、活用できる人材の拡大を図ることを目的としています。 今回の訪問は今年度計画のうち、メディア基盤センター 為末助教、電気電子工学科 岡本助教が共同授業を実施するためにインターネットを用いた遠隔授業システムの構築を行い、知能情報工学科 長准教授による遠隔授業の試行が12月7日・8日に行われました。また、12月11日には三浦工学部長をはじめ、機械工学科 田中佐教授、社会建設工学科 朝位准教授、循環環境工学科 樋口准教授、経済学部から陳 禮俊教授、農学部からは松井 健二教授とウダヤナ大学との第1回プロジェクト会議が開催されました。 今後は、現地に山口大学オフィスの開設・運営開始、シンポジウムをウダヤナ大学で開催及び山口大学で第2回プロジェクト会議の開催を予定しています。

平成21年度 工学教育研究講演会及び意見交流会
(1月14日掲載)

「工学部における初期教育の改善」をテーマとして、「平成21年度 工学教育研究講演会及び意見交流会」(主催:工学部および工学教育研究センター)が平成21年12月11日(金曜日)13:30~17:00 山口大学工学部 D11教室において行われました。三池副学部長の挨拶の後、各学科が取り組んできた工学部初期教育の改善に関する事例報告がありました。また、福岡工業大学工学部から中野美香先生を招き、「対話的思考力の育成とコミュニケーション教育」と題して、福岡工業大学電気工学科で2007年度より導入されたコミュニケーション教育の実践事例や今後の取組について講演があり、活発な質疑と討論が行われました。

IPA「OSSモデルカリキュラム導入実証事業」に採択
(1月8日掲載)

本学工学部の知能情報工学科では、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の第3回オープンソースソフトウェア(OSS)モデルカリキュラム導入実証事業において「簡易ビジネスシステムを利活用した仮想企業間での導入実証実験とOSSモデルカリキュラムの有効性評価」(OSS教育プログラム導入責任者:中村教授、実施代表機関:KN情報システム株式会社)というテーマで採択され、平成22年度から実施されます。これは、知能情報工学科の「システム設計I」(田村准教授)、「システム設計II」(田村准教授)、「データベース」(河村准教授)、「オペレーティングシステム」(山口准教授)という4つの科目が対象となっています。現在、OSS技術教育が高度IT人材育成に向けた一つのアプローチとなることが期待されており、本事業により、産業界が求めているソフトウェア開発の実践的な技術力や問題解決能力を身につけることが可能となります。

総合防災訓練を実施
(1月4日掲載)

12月17日(木曜日)、常盤キャンパスにおいて120名の教職員・学生が参加し、総合防災訓練が実施されました。本館4階応用化学科学生実験室を火元と想定し、通報・初期消火・非難誘導・負傷者等の搬送、さらには逃げ遅れを想定して梯子車での脱出訓練が行われました。最後に工学部グラウンドでの消火訓練で消化器の使い方を確認し、参加者の防災意識を高めることができた有意義な訓練でした。

工学系数学統一試験2009開催される
(12月28日掲載)

山口大学工学部は広島大学と共同で平成15年から全国の大学の工学系学部と工業高等専門学校に呼び掛けて工学系数学統一試験を実施している。この試験は、大学教育の実質化の取り組みとして多方面から注目されている。2009年の試験は、全国43大学と10高専が参加し、12月12日(土曜日)に行われた。今年の受験者数は、山口大学で416名であった。全国の集計は現時点で出ていないが、4080名の受験申し込みがあったことから、昨年同様3000余名とみられる。 試験は、これまでと同様に大学2年生までに工学部で学ぶ微分積分、線形代数、常微分方程式、確率・統計の4分野で行われた。これまでの試験問題、解説・解答が工学系数学統一試験のHPに掲載されている。AO入試や推薦入試で工学部に入学が決まった高校生には大学の数学への接近の材料として、そして技術士試験など有力資格試験の受験を控えておられる社会人の方には数学強化の材料として利用されることをお勧めします。文責:羽田野袈裟義(2009年試験実行委員長)

交通安全・防犯講習会
(12月22日掲載)

11月30日(月曜日)、吉田キャンパスに山口警察署交通課・生活安全課の講師の方を迎え、常盤キャンパス、小串キャンパス合同で交通安全・防犯講習会を開催し、工学部では97名の参加がありました。交通安全については、今年の県内の交通事故状況について紹介があり、主に多くの学生が交通手段としている自転車について説明がありました。防犯については、携帯電話やパソコンを使用した架空請求などについて、事例を紹介しながら、対策などの指導が行われました。 受講者は、身近に起こりうる交通事故、犯罪の危険性について改めて認識したようでした。

第60回常盤祭
(12月16日掲載)

11月14日(土曜日)、前日まで降っていた雨もあがり、常盤祭を開催することができました。10時からのオープニングの後、恒例のもちまきで常盤祭が始まりました。お子様連れの方や、ご近所の方も多数参加され、袋がいっぱいになるまで拾われた方も見受けられました。 今回は「中川家」、「ペナルティ」、「イシバシハザマ」をゲストに招き、お笑いライブを行いました。体育館は笑いの渦に包まれ、最高の盛り上がりを見せました。今年の常盤祭はテーマ”CHANGE”のもと、新しいことをやってみようということで、 「めだまのおやじ積み」や「これができたら」、「スポーツ大会」など観客参加型のステージプログラムが多く組まれ、吉田地区から招いた「よさこいやっさん」の演舞についても、観客を巻き込んだ圧巻のステージになりました。 ビンゴ大会では素敵な景品が多数揃えられ、また、はずれカードをつかったくじで最後まで多くの参加者が楽しんでいました。事故・苦情などもなく無事終了し、心配していた新型インフルエンザについても、その後急増したという報告もなく、実行委員一同は、安堵しておりました。今回の常盤祭は実行委員5名と学友会所属サークルの手によって運営を行いました。実行委員の中心となる学友会では、次回の常盤祭を企画していく新メンバーを募集しています。

学内業界・企業研究会開催
(12月10日掲載)

11月4日(水曜日)、山口大学工学部体育館において、(株)ディスコ(日経就職ナビ)の協力のもと、学部3年生・大学院1年生を対象とした合同企業説明会を開催しました。国内の有力企業などが多数出展し、各キャンパスから650人の学生が訪れました。参加した学生たちは熱心に話を聞き、積極的に質問をしていました。この説明会以降も、学内説明会は翌年2月まで吉田キャンパス・常盤キャンパス両会場で開催され、様々な企業・団体の方が来学されます。学生にとっては学びの機会・出会いのチャンスであり、就職活動にも大いに役立ててほしいものです。

小野田高等学校より2年生20人が来訪
(12月4日掲載)

11月18日(水曜日)、山口県立小野田高等学校より工学部受験志望の2年生20人が先端技術見学学習等を通じて工学部を実体験することを目的として訪れました。三浦房紀工学部長から工学部の重要性や素晴らしさの説明を交えた挨拶の後、キャンパスツアー、山口大学及び工学部紹介、各班に別れ先端技術見学学習や今回は小野田高等学校卒業生3名の本学学生と昼食を交えながら懇談が行い、先輩の経験談等を和やかな雰囲気の中で聞き入っていました。

Md. Rezaul Karim准教授が国際会議で最優秀ポスター賞を受賞
(11月30日掲載)

本年9月に東京で開催された“The 8th International Conference on Urban and Drainage Modelling and The 2nd International Conference on Rainwater Harvesting and Management” において、本学工学部のMd. Rezaul Karim准教授が最優秀ポスター賞を受賞した。発表論文のタイトルは“Quality and Suitability of Harvested Rainwater for Drinking in Bangladesh”である。Karim准教授は、水環境工学の専門家であり、平成19年度に社会建設工学科東アジア国際コースを担当する教員として、本学学生の国際化教育のためにバングラデシュのKhulna University of Engineering & Technologyから赴任した。このたびの賞は、母国バングラデシュにおける水環境プロジェクトの研究に対するもので、その成果が高く評価された。これを機により一層、本学とバングラデシュとの研究連携が進展することが期待される。

常盤キャンパスクリーン作戦
(11月24日掲載)

11月9日(月曜日)午後3時から、「常盤キャンパスクリーン作戦」が実施されました。当日は朝の雨も上がり好天の清掃日和でした。三浦工学部長を先頭に参加した学生・職員はビニール袋を片手にゴミ拾い・草刈り・溝掃除等に汗を流しました。

知的財産教育フォーラムを開催
(11月20日掲載)

10月31日(土曜日)に工学部D11教室において、現代GP『教職を目指す学生への実践型知財教育の展開』の知的財産教育フォーラムを開催いたしました。今回のフォーラムは本事業の最終年度という事で、教育学部阿濱先生から実践内容報告があり、次に教育学部生及び本プログラムを受講した卒業生(現職中学校教諭)による模擬授業が行われました。また、本GPの知的財産教育教本編集・出版委員の先生方を中心として行われたパネルディスカッションでは、模擬授業の講評と各高校での取組が紹介されました。

下関西高等学校より理数科1年生38人が来訪
(11月16日掲載)

11月5日(木曜日)、山口県立下関西高等学校より理数科1年生38人が先端技術体験学習等を通じて工学部を知り、将来の進路決定に役立てることを目的として訪れました。三浦房紀工学部長の挨拶の後、キャンパスツアー、山口大学及び工学部紹介、各班に別れ先端技術体験学習が行われ、女子生徒限定の女子寮見学では行き届いた設備が好評でした。また、先端技術体験学習ではどの班も皆真剣に説明を聞き、取り組んでいていました。

島根県立益田高校理数科2年生がSSHで実習
(11月11日掲載)

10月15日(木曜日)~17日(土曜日)の三日間、島根県立益田高等学校理数科2年生の5名が宇部市内に宿泊して実習を体験しました。一行は2班に分かれ、山口慎吾准教授の「Javaによるプログラミングとアルゴリズム入門」、内村俊二助教と松元隆博助教による「PICマイコンによる電子制御」に取り組みました。初日は開講行事の後、各班が本実習を行うにあたり事前に与えられた課題を調べた結果をパワーポイントで発表し、実習では思い通りに動かないプログラムに頭をかかえたりと苦労の連続でしたが、最終日の午後に行われた成果報告では、当初の課題以上に自分たちで考えたことを盛り込んで発表した班もあり、充実した実習となりました。

普通救急救命講習会開催される
(11月6日掲載)

さる10月14日常盤事業場労働安全委員会・衛生委員会主催にて宇部市消防本部から講師を招き、普通救急救命講習会が開催されました。応急手当・救命手当、救命手当の流れ、心肺蘇生法、AED使用法等の講習があり、心肺蘇生法による救命率の変化や心肺蘇生法ガイドライン(コンセンサス2005)の説明、AED(自動体外式除細動器)の仕組みや使用法の講習、訓練用人形を用いた心肺蘇生法の手順、AEDの使用方法を学びました。講習終了後受講者には宇部市消防本部より受講証が交付されました。なお工学部には、AEDが2台設置してあり、設置場所は、福利厚生棟1階及び守衛所となっています。

情報化月間2009
(11月2日掲載)

10月1日(木)、情報化月間2009の記念講演会・特別行事(主催:「情報化月間推進会議」経済産業省、内閣府、総務省、財務省、文部科学省、国土交通省)が、ANAインターコンチネンタルホテル東京で開催されました。現在、本学工学部の知能情報工学科は、経済産業省が実施している「IT人材育成強化加速事業」に拠点大学(九州大学、筑波大学、東洋大学、山口大学、早稲田大学)として参画しており、情報月間2009特別行事「産学連携による実践的IT教育の展開について」(主催:経済産業省、実施協力:(独)情報処理推進機構)にて、知能情報工学科担当教員・浜本義彦教授が、本学の知能情報工学科また情報系大学院(高度情報教育プログラム)における実践的IT教育の取組みについて講演されました。

山口県立宇部高等学校の2009SSHⅠ授業開始
(10月28日掲載)

10月2日(金)、山口県立宇部高等学校SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)授業の2009SSHⅠ授業が工学部で開講されました。受講するのは宇部高理数科1年生の39人です。宇部高では19年度から5年間のSSH校指定を受けており、今年が3年目になります。今年度のSSHⅠ授業は、2月19日までに12回の講義を受講し、22年度はその中から希望する研究室に配属となり、研究体験をする予定です。授業に先立って開校式が行われ、宇部高校長、工学部副学部長より激励の挨拶があった後、理工学研究科樋口隆哉准教授(循環環境工学科)から『感覚環境の科学的評価』と題して実験・講義が行われました。宇部高SSHの様子は、こちらをご覧下さい。

MOTプログラム修了証書授与式
(10月23日掲載)

9月30日(水)、平成21年度「MOTプログラム MOT基礎(I)」修了証書授与式が行われました。三浦房紀理工学研究科長から、工学の力とこのプログラムで学んだことを今後に役立てると必ず結果が違ってくるので、是非活かして頑張ってくださいと激励を受けました。今年度修了者は計16名でした。

廃棄物資源循環学会論文賞の受賞
(10月19日掲載)

本学理工学研究科樋口隆哉准教授と今井剛教授が、平成20年度廃棄物資源循環学会論文賞を受賞しました。廃棄物学会論文誌に掲載された論文「家電リサイクル法施行前後における不燃・粗大ごみ資源化状況に関する研究」が学術的及び政策的に高く評価され、廃棄物資源循環学における進歩・発展に顕著な功績があると認められたことによります。受賞対象論文は、家庭系不燃・粗大ごみ破砕選別施設を主対象として組成分析や物質収支の調査を行い、家電リサイクル法施行前後の資源化状況の解析や処理システムの考察を行ったものです。樋口准教授、今井教授は受賞について、「今後も社会に少しでも貢献できる研究に精進したい」、と抱負を述べています。

諸橋信一教授が日本真空工業会イノベーション賞を受賞
(10月13日掲載)

9月16日、東京ビックサイトで開催された第31回真空展において、本学理工学研究科、諸橋信一教授が第9回日本真空工業会イノベーション賞を受賞しました。受賞テーマは、「対向スパッタ装置の高機能化とそれを利用した薄膜作製方法の開発」で、受賞理由は「ボックス回転機能及びスパッタモード可変機能をもつ、低温・多元・コンパクト・スパッタモード可変を特徴とする高機能対向スパッタ装置を考案し、多層薄膜構造をもつ電子デバイス作製において低ダメージ性と高生産性の両立を可能とした。可動磁場発生装置により磁場分布を切り替える技術には独創的なコンセプトが含まれており、将来大きく伸びる可能性を秘めている。国内外真空及び半導体装置メーカーへのライセンス契約を行い我が国の産業基盤の発展に役立つ。」です。諸橋教授の抱負:「今後も、大学の立場からではありますが、我が国の基盤産業である『モノ作り』産業へ微力ながらも貢献したいと考えています。」

社会建設工学科の学生が、中国地方測量競技大会に参加
(10月7日掲載)

9月9日~10日の2日間、広島県の国営備北丘陵公園内で、中国地方整備局主催の「第43回中国地方測量競技大会」が実施されました。40年以上続いている伝統的な大会において、山口大学工学部社会建設工学科は平成18年度から参加しており、社会人が主体の大会において、数少ない大学生チームとして参加しています。内容は、水準測量やトラバース測量のほか、歩測や丁張りの勾配読み、R判定、ボーリングコアの地質判定、現地調査の状況写真作成など多岐に渡っています。日頃、測量実習で学んだことがどのように活かされているのかを知るとともに、学校では学べない様々な測量技術を経験することができました。 今年は、総合順位は28チーム中24位となり、プロに囲まれた中で大変健闘いたしました。さらに、各種競技の「その他の競技(歩測や丁張の勾配読み、R判定)」においては満点を取り、並みいる強豪をさしおいて1位となったことは特筆に値します。学生にとっては、実務担当者主体の大会の中、大学で学んだ自らの測量技術に対する自信をもつことができる良い機会となりました。

宇部高SSH生徒研究成果研究
(10月1日掲載)

9月18日(金)、宇部市渡辺翁記念会館で開かれた宇部高等学校SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)研究発表会に、工学部から三浦房紀工学部長を始めとする教員・大学院生・大学生らが参加し、発表を見守りました。 宇部高と工学部では、次のとおりのプログラムを進めています。 ・SSHⅠ(1年生)~40名がオムニパス形式で講義を聞く(年間十数回) ・SSHⅡ(2年生)~少人数の班別に分かれ、SSHⅠで学び興味を持った分野の研究室で、最先端の研究を体験する(年間11回) ・SSHⅢ(3年生)~SSHⅡで研究した内容を各班で発表できるようにまとめる 平成19年度に始まった本プログラムも、いよいよ第1回が終了、9月3日に修了証書を手渡したところです。 三浦工学部長による「未来を創造する科学・技術・工学」と題した基調講演のあと、生徒達はこの3年間の研究成果を、口頭発表とポスター発表で思いを込めてアピールしていました。実質2年間の研究期間ではありましが、発表の姿に工学部としてもその成果を感じました。宇部高SSHのページはこちら

大学院理工学研究科修了生 貞廣育子さんが留学体験を講演
(9月28日掲載)

8月26日(水)、宇部全日空ホテル国際会議場で山口大学・横浜企業経営支援財団主催による「長州ファイブと横浜開港150周年記念フォーラム」が開かれ、講演やパネルディスカッションに混じって大学院理工学研究科修了生(現鹿島建設株式会社勤務)貞廣育子さんの留学体験発表講演がありました。貞廣さんは、本学とロンドン大学との交流協定に基づく最初の留学生として渡英したもので、留学の苦労話や様々な経験を、ユーモアを交えて語り、「イギリス留学は自分にとって本当に大きな収穫となりました。」と締めくくりました。

夏休みジュニア科学教室開催
(9月18日掲載)

8月20日(木)、21日(金)、常盤キャンパスにおいて夏休みジュニア科学教室が開催されました。20日は知能情報工学科の山口真悟准教授の「すくいーく(Squeak)でプログラムを作ってみよう!」、21日は循環環境工学科の樋口隆哉准教授の「においの不思議な世界をのぞいてみよう」で、それぞれ40名と31名の小中学生とその保護者が講義を受けました。「すくい~く」では自分が作ったネズミの絵を、自分で書いた道に沿って走らせることに挑戦しました。また、「におい」では、5種類の「におい」当てにチャレンジし、「におい」の役割や特徴について学びました。ほとんどの小中学生が大学での講義は初めてでしたが、皆、目を輝かせて聞き、メモを取る姿が印象的でした。

宇部高SSHⅢ修了式
(9月14日掲載)

9月3日(木)、工学部D11講義室において、宇部高スーパーサイエンスハイスクール(SSH)Ⅲの修了式が行われ、宇部高3年7組(理数科)40人の一人一人に修了証書が手渡されました。同SSHは2007年10月にSSHⅠからスタートし、2008年度にSSHⅡ、2009年度SSHⅢと、ほぼ月1回のペースで宇部高生徒が工学部を訪れ、最先端の研究を体験してきました。終了に当たり、工学部森田評議員から、「皆さんの研究体験は、理系の大学ではどの分野へ進んでも役に立つと思います。どうか、この経験を生かして、これからも目標を持ってがんばってください。」と挨拶があり、生徒を代表して中谷隆寛君から「他の高校生では体験できないことを、私たちはSSHを通して体験することができました。ご協力下さった先生や工学部の皆さんに心から感謝します。」と謝辞が述べられました。 9月18日(金)には、宇部市渡辺翁記念会館でその成果発表会が開催されます。宇部高SSHの様子は、こちらをご覧下さい。

UCLANへの留学生3名が学部長と面談
(9月7日掲載)

7月31日(金)、このたび英国セントラルランカシャー大学(UCLAN)に留学することになった、応用化学科4年の三好紗衣さん、機械工学科3年の青木柾仁君、応用化学科3年の長田浩一君の3名が学部長室を訪れました。UCLANへ本学から留学生を送り込むのは初めてですが、3人とも「海外の学生と友達になりたい」、「世界を相手にできる人物になりたい。」、「本物の英語を身につけたい」と意気揚々です。 三浦学部長から、「留学という貴重な体験を通して、世界に視野を広げて欲しい。この体験は、将来、きっと皆さんの宝物になります。」と激励の言葉がありました。

理数科合同合宿で、岩国・徳山・山口高校理数科1年生が来学
(8月31日掲載)

8月10日(月)、岩国高校・徳山高校・山口高校の理数科1年生118名が工学部を訪れました。毎年3校合同で開催している理数科合同合宿の一環として訪れたもので、合宿最後の行事としての訪問です。まずD11講義室において三浦工学部長から、「工学部では世界最先端の研究をしています。今日の半日は工学部の研究の一部をじっくり見て帰ってください。そして興味を持たれたら来年のオープンキャンパスでもっといろいろと見てください。」との挨拶があり、続いて江入試委員長から、工学部の入試制度の説明がありました。その後、各学科に分散して、学科長の説明を聞き、実験・研究を見学しました。閉校式では、生徒代表の徳山高校白石 仁君から、「将来についてはまだぼんやりと考えているだけでしたが、本日の見学は大変参考になりました。このような機会を設けてくださったことに感謝しています。」と謝辞が述べられました。

山口大学オープンキャンパスを開催
(8月24日掲載)

8月7日(金)、「山口大学オープンキャンパス09’~山口大学から未来が見えてくる」が開催されました。暑い中をお越し頂いた皆さま、どうもありがとうございました。当日は560名以上の方が常盤キャンパスを訪れ、「未来」をさがしてさまざまな学科イベントや学生イベントに参加し、教職員や学生とふれあい、キャンパスは猛暑と活気とでとても熱い1日となりました。今年は丸本学長も本キャンパスを訪れ、お昼の時間に三浦工学部長らとともに「かき氷」のサービスをしました。 また会場に設置されたFMきららのサテライトスタジオからの生放送「すすめ!オープンキャンパスin工学部」でも、オープンキャンパスの活気が地元宇部市や学内で放送されました。

高川学園中学校3年生34名の来訪
(8月17日掲載)

7月14日(火)、高川学園中学校3年生34名が工学部を訪れました。高川学園は中高一貫教育を行っており、この訪問は、後期から高校1年の内容を学習するに当たり、大学の雰囲気を知り、進学意識の高揚を諮る目的で実施されたものです。生徒らは、ホームページ等により事前に山口大学を調べていましたが、実際に訪れて改めてその大きさに驚き、大学が果たす役割について学びました。このあと、16日(木)には吉田キャンパスも訪問しました。

英国セントラルランカシャーを訪問
(8月11日掲載)

7月9日に工学部と学術協定を結んでいる英国セントラルランカシャー大学(UCLAN)を望月国際交流支援室長、中川事務長及び林副事務長が訪問しました。UCLANは語学教育に優れた教育システムを持ち、留学生が新入生の7割近くを占めています。昨年10月から日本語を学ぶ2名の学生が工学部に留学し、今年の秋から3名の工学部学生が交換留学生としてUCLANで学ぶことになっています。留学生のアドミッション、入学から就職支援までの一貫したサポートシステム、学生ユニオンとの密な共同運営体制など、先進の国際戦略を学びました。特に、様々なバックグラウンドを持つ留学生を含めた新入生に対し、ユニバーサルな内容の初年度および基礎教育を施すWISER、教員によるチューターシステム、消防士などのユニークな学位授与制度といった21世紀の高等教育機関に付加されるであろう機能の一部を拝見することができました。

山口市立鴻南中学校3年生38名の来訪
(8月4日掲載)

7月3日(金)、山口市立鴻南中学校3年生38名が工学部を訪れました。この訪問は鴻南中学校が、『学校訪問「夢・見学」』と題し、社会人・職業人として自立していくために必要な勤労観・職業間を身につけるためのキャリア教育の一環として行われたものです。大学の概要や、大学で行われる講義の様子を聞き、終了後に「本日の訪問で、大学に行って勉強したい、という目標が明確になりました。」と、生徒代表から挨拶がありました。

バンドン工科大学Teti Targo博士が来訪
(7月28日掲載)

7月2日(木)、インドネシアバンドン工科大学より、Teti Targo博士が、工学部を訪問されました。バンドン工科大学と山口大学理工学研究科は昨年交流協定を結び、ダブルディグリーとして、留学生を受け入れています。今回の来訪は、ツイニング第1期留学生の教育・研究の進展状況の確認と、今後の両大学の協力関係の強化が目的です。学生との面談を終えたあと、学部長室でこれまでの経緯や成果について話し合われました。

韓国群山大学校工科大学を訪問
(7月21日掲載)

6月22日(月)、三浦学部長、江教授、合田教授、田中教務委員長、穐枝総務係長の5名が交流協定を締結している韓国群山大学校工科大学を訪問しました。今回の訪問は、3回目となり、Lee工科大学長のほか、人文大学からKo人文大学長及び数名の教員も参加し、交換留学制度、ダブルディグリー制度等の今後の交流推進について意見交換を行いました。Lee工科大学長から、山口大学との交流の更なる拡充をという要望に、三浦学部長も前向きに検討したいと国際交流の推進について積極的な姿勢を示されました。 また、両大学の教員による研究活動状況について発表があり、情報交換等が行われました。

感性デザイン工学専攻2年竹田恭平君が研究奨励賞受賞
(7月14日掲載)

本学理工学研究科感性デザイン工学専攻2年竹田恭平君が、画像電子学会より研究奨励賞(昨年度の年次大会学生オーラルの部)を受賞しました。 画像電子学会では、年次大会における学生セッションでの発表に対して、オーラル部門3件、ポスター部門1件を選んで表彰しています。昨年6月にオーラル部門で発表した「水滴落下により生じる水はねモデル開発」に対してこの賞を頂いたものです。 受賞について竹田君は「初めての学会発表だったのでいろいろと大変でしたが、このような賞をいただくことができて非常にうれしく思っています。また今回の結果は自分ひとりの力だけではなく多くの人たちに助けられた結果だと思っています。そのことを忘れずに今後もより一層研究活動に励みたいです。」と語っています。

理工学研究科 清水則一教授らが平成20年度岩の力学連合会技術賞を共同受賞
(7月8日掲載)

このたび、本学理工学研究科 清水則一教授(社会建設工学専攻)、博士後期課程社会人学生 平野宏幸氏(清水建設)、及び、岩崎智治氏(国際航業)が平成20年度岩の力学連合会技術賞を共同受賞しました。受賞の対象は、「地すべり斜面直下のトンネルの情報化施工―GPS変位計測システムの活用と切羽補強および早期断面閉合による変位制御法―」です。 この技術は、地すべり地に路線が計画されたトンネルに対し、地すべり斜面や周辺構造物の安全性を確保し、かつ、安全にトンネルを建設するために開発されたもので、最新の計測技術を活用した合理的かつ高度なトンネル建設技術と評価されました。受賞技術の基幹となる計測技術に、清水教授らが開発したGPS変位計測システムが導入され、実際の高速道路トンネル建設に当該技術が適用されその有効性を実証したものです。 なお、他の共同受賞者は、臼田芳彦氏(西日本高速道路)、神澤幸治氏(清水建設)です。大学における研究が産学公連携によって実用化され、さらに、高度技術者育成につながった事例です。

本学卒業生 李剛 博士がRochaメダル(岩の力学国際学会)を受賞
(7月3日掲載)

本学理工学研究科博士後期課程を2007年3月に修了した、李剛(Li Gang)博士(現米国Halliurton社勤務)が、2008年のRocha(ロッシャ)メダルを受賞し、本年5月に開催された同学会のシンポジウムでメダルを授与されました。
Rochaメダルは岩の力学の分野における卓越した博士論文に対して、毎年、岩の力学国際学会が選考する若手研究者にとって最も権威の高い賞で、1982年の創設以来世界で28名が受賞し、これまで日本からも2名受賞していますが、いずれも海外の大学における博士論文で、このたびの受賞は、日本の大学の博士論文に対する初めての授与となりました。 受賞論文は"Experimental and Numerical Study for Stress Measurement by Jack Fracturing and Estimation of Stress Distribution in Rock Mass"で、信頼性の高い岩盤応力分布を得るために、新しい岩盤応力の測定法と応力分布の推定法を開発したものです。

上村明男教授が宇部興産学術振興財団学術奨励大賞を受賞
(6月30日掲載)

6月3日(水)、医学系研究科(工学部応用化学科)上村明男教授が、宇部興産学術奨励財団学術奨励大賞を受賞しました。宇部興産学術振興財団は創設50年の節目に当たる2008年度を記念し、例年より多くの学術奨励賞を交付するとともに、学術奨励大賞を設けたもので85件の応募の中から選ばれたもの。受賞タイトルは、『イオン液体を用いた新しいセルロース分解反応の創出』です。また、学術奨励賞には、理工学研究科(工学部機械工学科)三上真人准教授も選ばれています。
上村教授:「今回歴史ある宇部興産学術財団よりこのような栄えある賞をいただくことができてとてもうれしいです。これを励みにますます化学の研究を進め,いつかは社会に役立てるような形にしていけたらと思います。」

セントラル・ランカシャー大学 外国語学・国際学部学部長来学
(6月23日掲載)

6月8日(月)、英国セントラル・ランカシャー大学(UCLAN)よりジョン・ジェームズ・ショウ学部長と今村奈津子ホールデン先生が、工学部を訪問されました。UCLANと工学部は平成20年3月1日に交流協定を結び、現在工学部ではUCLAN日本語学科の学生2名を1年間の留学生として受け入れています。また、21年度は工学部から3名の学生がUCLANへ留学する予定になっています。今回の訪問では、今後も交換留学を進めることが確認され、現在留学中の2名の学生とも、勉学や、日常生活の様子などについて対談されました。

創設70周年記念 ジャカランダの植樹式を挙行
(6月18日掲載)

6月10日(水)、元オーストラリア首相ボブ・ホーク氏を招いて標記の植樹式が開催されました。

当日はD11講義室で丸本学長の挨拶に続き、ボブ・ホーク氏から「工学部でもこの木がシンボルになってもらえるとうれしい。」というスピーチをいただき、その後工学部本館中庭にて、今後ますます日豪両国の友好発展を祈念して3本の苗木を植樹しました。

70周年記念ホームページはこちら

ガジャマダ大学Rachmat Sriwijaya氏が来訪
(6/10掲載)

6月3日(水)、インドネシアガジャマダ大学より、Head of Office of International AffairsのRachmat Sriwijaya博士が、工学部を訪問されました。ガジャマダ大学と山口大学は昨年大学間交流協定を結び、理工学研究科ではダブルディグリーとして、留学生を受け入れています。三浦理工学研究科長とインドネシアの情勢やダブルディグリーの意義など意見交換の後、機械社建棟ゼミ室に場所を変えて、留学生とも懇談されました。

ニューカッスル大学語学センター長来学
(6/4掲載)

6月2日(火)、オーストラリアニューカッスル大学シーマス・ファガン語学センター長が、工学部を訪問されました。ニューカッスル大学と山口大学は姉妹校であり、本学からも毎年のように短期留学生が訪れ、また今現在、ニューカッスル大学からシステム設計工学専攻に1名、半年間の留学生を受け入れています。今回はこの留学生も交えて、2時間にわたり会談し、これまでの交流経緯の確認と、これからの交流について話されました。

高度情報教育プログラム特別講演会
(5月29日掲載)

5月22日(金)、D11講義室において知能情報工学科の主催により、株式会社東芝研究開発センター次長 内平直志氏をお招きして第5回高度情報教育プログラム特別講演会を開催しました。

企業における研究開発には、アイデアの発見・コンセプトの明確化・実現可能性の検証・本格開発・事業化への検証・本格事業化・安定事業化といった段階があることを日本語ワープロシステムの開発事例を通して説明があり、さらに企業研究者のキャリアパスの形成や、企業研究所の大学及び大学生への期待について語っていただきました。1時間の講演の後、会場からの質問にも丁寧に答えていただきました。

生協工学部店で、上大岡トメさんのサイン会とフリートーク
(5月25日掲載)

4月24日(金)、著書『キッパリ!』などで有名な上大岡トメさんが山口大学生活協同組合工学部店を訪れ、サイン会とフリートークが開催されました。

生協では読書マラソンを主催し、毎年表彰しているところですが、このたびはその推進のため企画されたとのことです。トメさんは宇部在住で著作活動を続けておられ、ご自身も工学部建築学科・建築構造専攻(東京理科大学)をご卒業ということもあり、このたびの話しが進んだとのことです。サイン会では脳科学者との共著による近著『のうだま』にサインをされたあと、フリートークではご自身の体験談を語られ、また参加者からのどんな質問にも、『キッパリ!』・『スッキリ!』とご回答をいただき楽しい会になりました。

トメさんのホームページは、下記のとおりです。興味のある方はぜひご覧ください。

トメカミカメト http://www1.ocn.ne.jp/~tomesan/

中山浩昭氏がYoung Engineer Awardを受賞
(5月18日掲載)

今年の3月に本学大学院理工学研究科を修了(工学部電気電子工学科卒業)し、現在、パナソニック株式会社に勤務されている中山浩昭氏が、在学中の研究成果を評価され、電気電子関係の世界最大規模学会であるIEEE内のIndustrial Electronics Society Japan ChapterよりYoung Engineer Awardを受賞しました。本賞は毎年Industrial Electronics分野の国内若手研究者のうち、特に優秀な1名に授与されるものです。受賞論文名は「スタンドアローン駆動型太陽光発電システム用ソフトスイッチングコンバータ」で、在学中の昨年8月に発表したものです。

受賞に関し中山氏より、「研究は自分一人だけの力で成し遂げられるものではなく、多くの人々の協力があってこそ成し遂げられるものである事を知ると共に、今後より一層研究開発活動に励みたい」との抱負をいただきました。

2009宇部高SSHⅡが開講
(5月7日掲載)

4月22日(水)、2009年度の宇部高スーパーサイエンスハイスクール(SSH)Ⅱがスタートしました。昨年度SSHⅠで11回の講義を受けた宇部高理数科40名の生徒達が2年生に進級し、本年度は各研究室に別れての配属となり、工学部で1年間実験・研究に当たります。

この日はD11講義室で開講式が開催され、時光宇部高校長、三浦工学部長の挨拶のあと、生徒代表から「昨年受けた講義を元に、今年度は一生懸命に研究に取り組みたい」と決意表明がありました。さらに中山則昭教授による『安全衛生』及び『薬品使用上の諸注意』、中村秀明教授から『知的財産』について説明・諸注意があったあと、いよいよ11の研究室を訪れ、研究室ごとにオリエンテーションを受けました。

2009年度フレッシュマンセミナーを開催
(4月30日掲載)

工学部では平成21年度新入学生を対象としたフレッシュマンセミナーが4月7日(火)~8日(水)に開催され、教員や在校生との談話会のほか、各種セミナーや研究室見学など行われました。

山口大学では、本年度から各学生が自分の受講する科目をWebから登録したり、授業シラバスやこれまでに取得した単位数等を確認したりできる「修学支援システム」が導入されました。電気電子工学科では本セミナーで、このWebからの履修登録方法を大学院生や関係教員と共に体験する講習会も実施しました。これまでとは異なる就学スタイルに最初はとまどいを見せていた新入生達も、フレッシュマンセミナーを終える頃には互いにうち解け合い、いよいよ本格的な大学生生活の一歩を踏み出しました。

交換留学生との懇談会を開催
(4月27日掲載)

4月16日(木)本学と学術協定を結んでいるニューカッスル大学(豪)、西華大学(中)、仁荷大学(韓)、群山大学(韓)からの交換留学生6人と関係教職員7名との懇談会が開かれました。

三浦工学部長より、「半年~1年の留学ではありますが、学業はもちろんのこと、日本の文化をしっかり吸収して帰ってください。そして母校と山口大学の、そして母国と日本の架け橋になってください。学部学生の方にはぜひ本学の大学院への進学も視野に入れてください。」と挨拶がありました。

そのあと、全員でコーヒーを飲みながら、英語・日本語を交えて自己紹介や、日本に来ての夢や悩み、大学や地域のサポートなどへの要望など約40分に渡って懇談しました。

田中正吾教授が2度目の文部科学大臣賞受賞
(4月16日掲載)

理工学研究科田中正吾教授が、平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞し、4月14日(火)虎ノ門パストラルで表彰式が行われました。

以下、田中正吾教授よりの受賞の喜びの声をいただいておりますので紹介します。

この度、『電磁波レーダを用いた先端的非破壊検査技術の研究』で平成21年度文部科学大臣賞を戴くことになりました。前回の『光波距離センサを用いたバージ積載土量自動計測システムの開発』(平成16年度受賞)に続いて2回目で、大変光栄に思うと共に、これまでの集中的な研究活動の成果が認められ、喜しく存じます。

安全安心技術の確立が強く叫ばれていることから、レーダを用いたこれまでの方式(Bモード濃淡画像を目視でみる原始的な方法)と全く異なる独創的な方式(電磁波伝播過程を考慮しつつAモードのままで解析する方法)を考案し,『どのような異常もレーダで高速・高信頼度・高精度に検知できる非破壊検査技術』を開発しました。例えば、通常のレーダを用いて、コンクリート中のクラックや空洞などのマクロ検査・計測から、鉄筋の腐蝕などのミクロ検査・計測まで可能にしました。

本技術はコンクリート構造物だけでなく、合成樹脂のタンク・パイプ、強化複合材の風車回転翼・航空機翼など全ての非金属材料に適用できます。筆者はこれを『透視技術』と呼んでいる位です。レーダの新しい世界を切り拓くことができ、またここ山口大学より世界に向けて独創的な研究成果を発信でき、大変喜しく存じます。

平成21年度山口大学入学式
(4月21日掲載)

4月3日(金)桜がほぼ満開となった山口県スポーツ文化センター(山口市)において、山口大学大学院入学式及び山口大学入学式が行われました。

工学部588名(編入学23名を含む)、大学院理工学研究科工学系293名、大学院技術経営研究科18名が、大学生活のスタートを切りました。

引き続き同アリーナで保護者会が開催され、三浦学部長及び森田工学教育研究センター長より、新生活に対する心構えや、工学部が行っている学生支援体制の説明がありました。