工学部研究紹介 研究詳細

情報知能化技術で次世代のアプリケーションソフトウェアを創造する!
情報知能化技術(遺伝的アルゴリズム,データマイニングなど)を利用したトンネル外観検査のためのアプリケーションソフト開発の流れ
情報通信技術は、急速に発展しています。この技術を応用また独自に発展させ、社会に役立つ様々なアプリケーションソフトを開発しています。研究は、3つの柱があり、1.外観品質検査の自動化技術、2.社会基盤施設マネジメントシステム、3.情報ネットワークの異常検知技術の開発です。
例えば、ある検査のための画像処理手法を表現する人工生物を計算機上に複数発生させ、これらを交叉、突然変異、淘汰により進化させながら、この過程をデータベースヘ保存します。この膨大なデータから、データマイニングという技術で良好な生物を作る遺伝子構造などを分析し、高精度な画像処理手法を創り出します。同様の技術を、社会基盤施設である橋梁などの最適な補修計画を策定する手法への応用や、情報システムへの悪意を持った侵入者や攻撃者を検知する手法の開発に利用しています。なお、これらの多くは、企業との共同研究で開発されていることも本研究室の特徴です。

河村 圭

Kawamura Kei

研究関連キーワード
  • 維持管理工学
  • 遺伝的アルゴリズム
  • 知識発見とデータマイニング
  • ネットワークセキュリティ