会長挨拶

平成29年度の教育後援会総会で会長に選出された村中と申します。

山口大学工学部教育後援会は,昭和30年に発足し半世紀を超える歴史があります。 この間,数多くの会員の皆様のご支援を賜り,工学部の発展や学生教育に大きな成果を挙げることができました。 現在は,工学部学生のみならず,大学院学生(工学系)の保護者を中心に, 約2,500名の方々のご賛同を得て活動しております。

さて,本会は,「本学部と家庭との連絡を密にし,学部の発展を助け,学生教育の成果を挙げること。」を目的としており, 「本学部と家庭との緊密化」,「会員相互の親睦」,「学生教育上必要な援助」及び「就職活動の援助」を事業の柱としております。 主要な事業のひとつとして,毎年,「総会及び学科別懇談会」を開催しており, 特に学科別懇談会においては,担当教員との個人面談も実施され,大学と家庭との緊密化を図る大変良い機会と思っております。 ぜひ,保護者の皆様におかれましては,この会にご参加いただき,お子様の就学状況や進路等について担当教員と面談いただければと思っております。

現在は,人手不足が叫ばれている経済状況ですが,先行きは不透明なところがあります。企業側も採用後,社員をじっくり育成していく方向から,即戦力を求める方向に変化しています。その中で,大学の役割である人材育成に対する期待は増しており,大学の発展や学生生活充実のため,本会の果たす役割は,ますます重要となっております。

今後におきましても,教育後援会の保護者の皆様とともに支援したいと考えておりますので,ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

山口大学工学部教育後援会会長
村中 博美