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学生生活・サポート

山口大学工学部は、7学科で約2,400人の学生が在籍する中国地方でも最大規模の工学部です。全国的に工学系女子学生の比率は年々上昇していますが、山口大学工学部では2020年度入学者のうち、女子学生が占める割合は15.7%で、6人に1人は女子学生です。女子学生がまだまだ少数の学科もありますが、男子学生と協力して勉学研究に励んでいます。また、工学部には、学科を超えた女性教員と女子学生のネットワークがあり、工学部の環境がより良くなるような提案や、工学系女子がさらに増えるように女子高校生に向けて、工学部をアピールする活動を実施しています。

山口大学は「男女共同参画」「女性研究者支援」を推進し、女性研究者の卵である女子学生のキャリア支援に力を入れています。


学生支援エリア

福利厚生棟には、生協食堂、喫茶、売店、クリエイティブラウンジ(自習室)があります。また、キャンパス内には医師と看護師のいる保健管理センターがあり、臨床心理士のカウンセラーがメンタル面の相談に対応する学生相談所もあります。

居住エリア

平成21年に女子寮(定員64名)が完成しました。平成27年には、国内にいながら留学体験ができる日本人・外国人留学生混住型の常盤寮C棟「MUSUBI」が完成し、4階は女性専用フロアとなっています。各部屋は個室でベッド、机、収納棚、エアコン等が備え付けられており、キッチン、バス、トイレも付いています。建物入り口はオートロックでセキュリティも万全です。

工学部の学生は、1年次は山口市の吉田キャンパスで、2年次以降は宇部市の常盤キャンパスで学びます。吉田キャンパスにも常盤キャンパスにも女子寮があります。どちらのキャンパスも周りには、学生用アパートがたくさんあります。近くにはスーパーマーケットもあり、生活に便利です。


学費、生活費も私大や都会の大学に比べて安上がりです。

国立大学の入学金は282,000円、授業料は年間535,800円です。私立大学の場合、理系学部の授業料は高く、平均すると入学金255,566円、授業料は年間1,116,880円となっています。

令和元年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額調査(文部科学省)

工学部では大学院に進学する学生が増えてきています。山口大学工学部でも女子学生の多く(2019年度31%)が大学院へ進学しています。大学院博士前期課程は2年間で、入学金、授業料は学部と同額です。山口大学がある山口県の物価は東京、大阪の都市圏に比べてかなり安く、物価水準は全国23位です。アパート代、食費などの生活費も大都市の大学に進学するよりも保護者の負担は軽いと言えます。

2019年度都道府県別消費者物価地域差指数(総務省統計局)


エンジニアの活躍の場は世界に広がっています

工学部で英語?!海外留学?!そのように思う方は多いかもしれません。実は、工学部だからこそ、海外でのコミュニケーション能力が求められています。理工系を卒業した多くの学生は、世界中においてグローバルエンジニアとして活躍しています。グローバル化時代、ボーダーレス化時代となった今、英語ができる、海外経験があるのは当たり前です。そのような中で理工系にすすめば、専門知識+αとしての語学力と留学経験を備えることとなり、活躍の場や選択肢の幅は広く、就職においても大きな強みとなります。さらに女性エンジニアということだけでも貴重な存在。英語が得意でコミュニケーションに自信がある方はもちろんのこと、苦手な方でも、卒業時にはグローバルな仕事に携われるレベルまで実力のアップを図ることができますので、ぜひ理工系をめざしてほしいと思います。

山口大学工学部では技術英語教育に力を入れており、世界で活躍できる技術者となるための独自の英語教育プログラムや教材を使用し、TOEIC対策にも力を入れています。また、毎年100名を超える学生が留学し、女子学生も積極的に参加しています。工学部学生のためのプログラムは世界に広がっており、語学研修、技術研修BASIC、技術研修ADVANCEDの3タイプの留学制度を整え、純粋な語学研修から、海外での企業訪問や講義聴講、工学体験などを組み込んだ工学系に特化した技術研修まで幅広く提供しています。また、留学を支援する奨学金制度や、工学部生の留学専用の窓口を設け、女性スタッフによる細やかなサポートを行っています。