山口大学工学部、宇部高専、宇部市が地域人材育成等に関する協定を締結しました

山口大学工学部、宇部高専、宇部市が地域人材育成等に関する協定を締結しました

(平成28年4月15日掲載)

平成28年3月30日(水曜日)、宇部市役所において、山口大学工学部、宇部工業高等専門学校および宇部市は、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に掲げる地域人材の育成および学生の地元定着を図るため協定を締結しました。

この協定では、3者が連携して、本学や宇部高専の学生、起業を考えている市民らを対象とした「テクノロジー×アート」チャレンジ講座を開設し、地域人材を育成するとともに、若者の地元定着を促進して、宇部市の発展に寄与します。

締結式では、進士正人工学部長から「今回の連携により地元に貢献でき、新しいイノベーションを起こすきっかけになることを期待している」、三谷知世宇部高専校長からは「テクノロジー・アートはこれまでにない分野、若い人達の潜在能力が発揮されることを期待している」と挨拶があり、久保田后子宇部市長からは、「地域で学べる実践の場として、工学部・宇部高専のテクノロジーと宇部市がこれまで培ってきたアートとの融合により、一層の人材育成と産業の創生に繋げてほしい」と期待を込めた挨拶がありました。

「テクノロジー×アート」チャレンジ講座は、今年度は全8回(前・後期各4回)の講座とし、平成29年度からは全15回の授業に発展する予定です。講師には、アート・デザイン・インダストリー・アカデミックなどの各界から様々な分野のスペシャリストを招聘する予定で、今年度前期には、最新のデジタル技術を駆使して国内外で様々なイベントを開催しているチームラボ株式会社代表の猪子寿之氏らが決定しており、受講生は、創造的なアイディアの具現化およびその表現方法を学びます。また、講座の成果として、ときわ公園を実践フィールドにテクノロジー・アート作品を制作して、集客イベントを実施する予定です。