創成科学研究科 麻川明俊助教が日本結晶成長学会の奨励賞を受賞

創成科学研究科 麻川明俊助教が日本結晶成長学会の奨励賞を受賞

(平成28年9月16日掲載)

大学院創成科学研究科 工学系学域応用化学分野の麻川明俊助教が日本結晶成長学会(会員数:およそ700名)の「第14回奨励賞」を受賞し、平成28年8月7日(日曜日)に名古屋国際会議場で開催された学会賞授与式で表彰されました。

この賞は、第一著者として権威ある学術雑誌に論文を発表し、その論文が注目され、将来結晶成長学の進歩・発展への貢献が大いに期待できると認められた37才以下の研究者に授与されます。今回受賞対象となった研究題目は「氷の表面融解によって生成する2種類の疑似液体層の熱力学的安定性の解明」で、麻川助教は、熱力学に基づいた氷の表面融解の従来の描像を覆し、表面融解の物理的描像を再構築する上で基盤となる発見をしました。

これらの成果が著名な学術雑誌であるProc. Natl. Acad. Sci. USAやCryst. Growth Des.に掲載され、高く評価されたため、今回の受賞につながりました。

【参考】 2016年 日本結晶成長学会賞受賞者紹介ページ (日本結晶成長学会)