CLIL WORKSHOP @ Yamaguchi Universityを開催しました

CLIL WORKSHOP @ Yamaguchi Universityを開催しました

(平成29年4月14日掲載)

3月31日(金曜日)、工学部常盤キャンパス内新設のアクティブラーニング空間「志」道場にて、CLIL WORKSHOP @ Yamaguchi Universityを開催し、雨にもかかわらず、専門教育だけでなく英語教育の先生方、そして県内高校・大学および県外大学の先生方計24名が参加しました。

CLIL(Content and Language Integrated Learning)とは、「教科科目やトピック」と「言語」の同時習得を目指すヨーロッパ発祥の教授法で、教科科目を英語で学生に教えるにはどうしたらよいか?という正に今、日本の教育機関が挑戦をしている課題に対する一つの有用な技術と考えられています。

当日は、CLIL教授法について、(1)理念とレッスンデザイン(植村隆准教授・創成科学研究科)、(2)英語初中級レベルの工学部生向けのデモレッスン(Graeme Gilmour准教授(特命)・創成科学研究科)、(3)英語上級レベルの工学部生向けのデモレッスン(Luis Costa准教授(特命)・創成科学研究科)をワークショップ形式で行いました。

本ワークショップは、平成24年度に工学部が採択された文部科学省グローバル人材育成推進事業における語学教育強化室業務の集大成として開催されたイベントです。事業期間中には、グローバル技術者養成センター専任教員(当時)によるCLIL教授法に関するFD研修参加や情報収集活動が積極的に行われ、工学部の専門科目として開設している「テクニカルコミュニケーション科目群」にその知識と経験を導入・実践し、ノウハウを蓄積してきました。今後も山口県内外の教育機関の先生方とCLILに関する情報共有が出来れば幸いです。ご来場いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。