光・エネルギー研究センターシンポジウムにおいて日本科学技術振興機構理事 後藤吉正氏が講演を行いました

光・エネルギー研究センターシンポジウムにおいて日本科学技術振興機構理事 後藤吉正氏が講演を行いました

(平成29年7月14日掲載)

6月29日(木曜日)、常盤キャンパスのD講義棟21番教室において、「光・エネルギー研究センターシンポジウム」が開催され、岡正朗 学長、堀憲次 学術研究担当理事、進士正人 工学部長を始め、学生及び教職員約70名が出席しました。

本シンポジウムでは、進士工学部長による挨拶に続き、国立研究開発法人日本科学技術振興機構(JST)理事の後藤吉正氏から「日本の科学技術イノベーションの状況と大学への期待、JSTの取り組み」というタイトルで講演がありました。

かつて日本経済の牽引役だった家電産業や携帯電話の苦戦から日本が元気を取り戻すためには、大学と企業等が連携したイノベーションの創出が必要とし、米国における自動運転車の先進的な開発経緯とカーネギーメロン大学等が果たした役割や、ドイツにおける中小企業中心の産業構造とフラウンホーファー研究所との関係などを織り交ぜて講演が行われ、大手企業の基礎研究活動が衰退した日本において大学が求められる今後の方向性を分かりやすく解説いただきました。講演後の質疑応答では、岡学長を始め多くの方から質問が相次ぎ、今後の本学のあるべき姿を考える良い機会となりました。

最後に、堀学術研究担当理事による挨拶によりシンポジウムは盛況のうちに閉会となりました。

進士工学部長による開会挨拶
後藤理事による講演の様子
シンポジウムの様子
岡学長からの質疑