創成科学研究科環境共生系専攻の吉田泰子さんがISS「きぼう」実験の成果発表で毛利ポスターセッション優秀賞を受賞

創成科学研究科環境共生系専攻の吉田泰子さんがISS「きぼう」実験の成果発表で毛利ポスターセッション優秀賞を受賞

(平成29年11月07日掲載)

大学院創成科学研究科博士後期課程環境共生系専攻2年の吉田泰子さん(写真左)が、2017年10月に日本大学生産工学部で開催された日本マイクログラビティ応用学会第29回学術講演会毛利ポスターセッションにおいて優秀賞を受賞し、宇宙飛行士の毛利衛さん(写真右)から表彰されました。

対象となった研究発表は、「ISS「きぼう」での燃焼実験「Group Combustion」における液滴群の燃え広がり挙動」です。これは、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」において2017年2月~7月に行われた燃焼実験「Group Combustion」(研究代表者:創成科学研究科機械工学分野 三上真人教授)の成果の一部を発表したものです。ランダム分散液滴群の局所燃え広がり速度を全体の燃え広がり速度、液滴群要素の燃え広がり速度、液滴列の燃え広がり速度と比較し、燃え広がり速度の増大機構について考察しています。

受賞に対して吉田さんは、「この度は、毛利ポスターセッションにおいて栄誉ある賞をいただくことができ本当に嬉しく思うとともに、アドバイスをいただいた研究関係者の皆様に感謝申し上げます。たくさんの方々に興味を持っていただくことができ、これを機に研究をさらに発展させていけるよう、今後もより一層精進してまいります。」と喜びの言葉を述べています。

表彰式での毛利衛宇宙飛行士(右)と吉田泰子さん(左)