今井剛教授が有明海再生に向けた技術提案ワークショップにて特別賞を受賞

今井剛教授が有明海再生に向けた技術提案ワークショップにて特別賞を受賞

(平成29年12月26日掲載)

12月16日(土曜日)に創成科学研究科工学系学域循環環境工学分野の今井剛教授が、特定非営利活動法人有明海再生機構から特別賞を受賞しました。本賞は、9月10日(日曜日)に開催された「有明海再生に向けた技術提案ワークショップ」にて提案された15技術を有明海に対する「斬新性、適合性、効果に対する期待度、実現性」の観点から審査し、優れたものに対して贈られるものです。

対象となった研究開発技術は「底質中の導電性微生物を活用した電子授受機能の強化による有明海の貧酸素化抑制手法の開発」で、その内容は「微生物を“電池”として利用可能なシステムを構築し、その電極間をショートさせることにより底質(堆積物)中の酸化還元電位を上昇させ、貧酸素水塊の発生抑制につなげること」のできる手法の開発を行うもので、貧酸素水塊の発生抑制と同時に底質の浄化を行うことが可能な技術です。

受賞した今井教授
表彰式の様子