「テクノロジー×アート」チャレンジ講座がスタート

「テクノロジー×アート」チャレンジ講座がスタート

(平成30年5月8日掲載)

4月19日(木曜日)、平成30年度「テクノロジー×アート」チャレンジ講座がスタートしました。

本講座は、山口大学工学部、宇部工業高等専門学校および宇部市による、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に掲げる地域人材の育成および学生の地元定着を図るため三者の協定に基づき開講するもので、今年で3年目となります。全15回、アート・デザイン・インダストリー・アカデミックなど、様々な分野のスペシャリストを招聘し、講義、演習を行う予定です。

第1回の講座では、照明プランナー 稲葉 裕氏と建築家・山口大学名誉教授 内田文雄氏を講師に招き、工学部D講義棟11番教室において、工学部および宇部工業高等専門学校の学生、ならびに宇部市の募集に応じた企業や一般の方など、約230名が受講しました。

光や照明に関する講義の後、「宇部をロウソクというLOW Techな光源300本でHigh Technology でデザイン(制作)する」という演習テーマが与えられ、これから数ヶ月にわたり、アイデア出し、グルーピング、街中での実演へとすすめられるスケジュールが説明されました。宇部の街を学びの場とする稲葉・内田講師の試み、情報芸術の発信を続けるYCAM(山口情報芸術センター)、デジタル技術を駆使して国内外で様々なイベントを開催しているウルトラテクノロジスト集団 チームラボによる講義、演習も計画され、3つの異種ワールドによる「化学反応」が楽しみな講座となります。