創成科学研究科の赤松良久准教授が戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)に採択されました

創成科学研究科の赤松良久准教授が戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)に採択されました

(平成30年5月15日掲載)

この度、大学院創成科学研究科工学系学域社会建設工学分野の赤松良久准教授が戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)に採択されました。

本事業は総務省がICT分野における新規性に富む研究開発課題を大学・企業などから広く公募し、優れたものに対して研究委託により研究費の支援を行うことで未来社会における新たな価値創造、若手ICT研究者の育成、中小企業の斬新な技術の発掘、ICTの利活用による地域の活性化、国際標準獲得等を推進するものです。

【採択された課題】

課題名
高精度河川水位予測を実現するクラウド型車載雨量計ネットワークシステムの開発
研究代表者
赤松良久 准教授(山口大学大学院創成科学研究科工学系学域社会建設工学分野)
研究分担者
齋藤 和興 代表取締役(株式会社セネコム)
新谷 哲也 助教(首都大学東京都市環境学部都市基盤環境学域)
神谷 大介 准教授(琉球大学工学部工学科社会基盤デザインコース)
概要
水害リスクが増加しつつあるが、地方の中小河川では正確な雨量や河川水位のリアルタイムでのモニタリング、さらにはその予測が十分とは言えない状況にある。そこで、本研究開発では、車載型のコンパクトな雨量計を開発し、移動する雨量計を用いた雨量観測ネットワークを構築する。さらに、既存のレーダー雨量観測データも併用してディープラーニングにより河川水位を予測するシステムを開発する。

詳細は 総務省ホームページ を参照