創成科学研究科博士後期課程の河野誉仁さんが第69回中国地方技術研究会優秀賞を受賞しました

創成科学研究科博士後期課程の河野誉仁さんが第69回中国地方技術研究会優秀賞を受賞しました

(平成30年10月11日掲載)

2018年9月20日(木曜日)、21日(金曜日)に国土交通省中国地方整備局主催の平成30年度第69回中国地方技術研究会が広島合同庁舎で開催され、大学院創成科学研究科環境共生系専攻博士後期課程2年の河野誉仁さん(赤松研究室)が発表した「環境DNAを用いたアユの産卵場の利用状況モニタリング」が優秀賞を受賞しました。

この技術研究会は、中国地方整備局、国土交通省関係団体、県、市及び学術研究機関等が所掌する建設技術に関して、建設技術の向上とその普及を図ることを目的として開催されています。

河野さんの発表は、島根県の一級水系高津川において、近年資源量の減少が懸念されるアユの産卵期に着目し、アユの動態を明らかにするという内容であり、これまで不可能とされてきた大河川におけるアユの動態モニタリングを、最新の環境DNA分析技術を用いることで可能としている点が特徴です。

受賞に関して河野さんは、「このような賞を頂くことができて、大変うれしく思います。先生方の日々の熱心な指導に感謝し、今後の研究活動も勤しみたいと思います。」と述べています。