大学院創成科学研究科博士後期課程の西川慧さんが「IEEE広島支部設立20周年シンポジウム」において,Student Branch 招待講演を行いました。

大学院創成科学研究科博士後期課程の西川慧さんが「IEEE広島支部設立20周年シンポジウム」において,Student Branch 招待講演を行いました。

(平成30年11月30日掲載)

平成30年11月16日(金曜日)、鳥取大学工学部講堂で開催された「IEEE広島支部設立20周年シンポジウム」において、創成科学研究科博士後期課程システム・デザイン工学系専攻2年の西川慧さんがStudent Branch 招待講演を行いました。

IEEE広島支部では、学生が主体となって企画・運営を行う「学生の、学生による、社会のための」学生シンポジウム(Hiroshima Section Student Symposium (HISS))を開催しています。一昨年より、英語による予稿執筆と研究発表のInternational Sessionを行っています。西川慧さんは、昨年、島根大学で開催された第19回IEEE広島支部学生シンポジウムのInternational Sessionにおいて「Reducing the Calculation Time of DC-Capacitor Voltage-Control-Based Strategy in Smart Charger for Electric Vehicles in Single-Phase Three-Wire Distribution Feeders」という題目で研究発表し、最優秀研究賞を受賞しました。この受賞を受けて、このたびのStudent Branch招待講演を行うこととなりました。

Student Branch招待講演では、昨年度発表した研究内容のみならず、現在従事している電気自動車用双方向チャージャに関する研究の技術的な背景や世界的なポジショニングについても説明があり、異分野の研究者にも分り易い発表となっていました。

西川慧さんは、「大手重電機メーカから内定をいただいており、博士課程修了後にはパワーエレクトロニクス分野の技術者として世界で活躍したい」と抱負を語っています。さらに、指導教員である同研究科田中俊彦教授ならびに山田洋明准教授は、「毎日楽しそうに研究に没頭しており、今後が楽しみな学生です」と述べています。

招待講演を行っている西川慧君
右から、講演者の西川慧君、IEEE Japan Council Chair 津田俊隆先生、田中俊彦教授

IEEE広島支部設立20周年シンポジウムの詳細は、こちらから

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