創成科学研究科 小室隆特命助教が平成30年度水工学論文奨励賞を受賞しました

創成科学研究科 小室隆特命助教が平成30年度水工学論文奨励賞を受賞しました

(平成30年11月30日掲載)

創成科学研究科の小室隆特命助教(赤松研究室)が、平成30年度水工学論文奨励賞を受賞し、平成30年11月25日に開催された第63回水工学講演会で表彰されました。水工学論文奨励賞は、主たる著者として水工学論文集に掲載された論文が、独創性と発展性に優れ、水工学の発展に対し大きな貢献をなし得ると判断された成果であって、かつ、水工学講演会での発表が明快で要領を得たものであった将来性を有する若手研究者に対して授与されるものです。

論文題目は「平成29年九州北部豪雨における筑後川水系寒水川の土砂氾濫の実態解明」であり、共著者は山口大学の赤松良久准教授、同大学院生の山口皓平氏、ルーチェサーチ株式会社の渡辺豊氏、守屋博貴氏および東京理科大学の二瓶康雄教授です。本論文では、平成29年7月に発生した九州北部豪雨で大きな被害を受けた寒水川の被災状況の実態を、UAVや衛星リモートセンシング、河川氾濫シミュレーションを用いて解明しております。

受賞した小室特命助教は「本受賞は共著者の皆様のご助力のおかげであり、このような名誉ある賞を受賞したことを大変嬉しく思います。今後も研究活動に精進したいと思います。」と述べております。