創成科学研究科機械工学系専攻 野村和伸さん、板村成さんが国際会議JCREN2018においてBest Presentation Awardを受賞しました

創成科学研究科機械工学系専攻 野村和伸さん、板村成さんが国際会議JCREN2018においてBest Presentation Awardを受賞しました

(平成30年12月13日掲載)

2018年12月1日(土曜日)から3日(月曜日)に、山口大学常盤キャンパスにて開催されました国際会議The 7th Joint Conference on Renewable Energy and Nanotechnology (JCREN2018・実行委員長:創成科学研究科 田之上健一郎教授)において、野村和伸さんと板村成さん(指導教員:望月信介教授・鈴木博貴助教)が、Best Presentation Awardを受賞しました。両学生の口頭発表の題目、概要および喜びの言葉は下記の通りです。

野村和伸さん(博士前期課程二年)
題目:
 Numerical Simulation Study on the Incompressible Decaying Turbulent Flows affected by the Divergence of the Viscous Terms
概要:
 本研究は流体数値解析です。非圧縮性流体の解析は収束計算を必要とし、計算コストが莫大になる傾向があり、本研究は数学モデル導入により大幅なコスト削減を実現しました。将来的に、汎用流体解析ソフトウェア等におけるコスト削減が期待されます。
言葉:
 このような賞を頂き大変光栄に思います。今回の受賞を励みに今後もより一層精進していきたいと思います。

板村成さん(博士前期課程一年)
題目:
 Turbulence-Model Validation of Wind-Tunnel-Blockage Effects on the Grid-Generated Turbulence
概要:
 乱流の一種である減衰乱流を生成させる過程で生じる、風洞閉塞効果という風洞内流れを加速させる現象の影響を、より適切な減衰乱流のモデル化および乱流構造を解明することを目的として、数学スキームを用いて定量的に評価しました。
言葉:
 この度は、自身にとっては初めての国際学会で僭越ながらこのような賞を頂き、大変光栄に思います。今回の受賞で自身の英語力に自信をつけることができたので、これからも勉学に励み、将来的にグローバルに活躍できるように日々邁進していきます。

受賞者の板村成さん(左)と野村和伸さん(右)
受賞式にて(板村さん(左)と田之上実行委員長(右))