大学院創成科学研究科機械工学系専攻の永田拳太郎さんが自動車技術会大学院研究奨励賞を受賞しました

大学院創成科学研究科機械工学系専攻の永田拳太郎さんが自動車技術会大学院研究奨励賞を受賞しました

(平成31年4月3日掲載)

3月5日(火曜日)、大学院創成科学研究科機械工学系専攻博士前期課程2年永田拳太郎さんが自動車技術会大学院研究奨励賞を受賞しました。

この賞は、自動車技術に関連した優れた研究を行った大学院修了者を対象に公益社団法人自動車技術会が表彰するものです。対象となった研究テーマは、「液滴干渉を考慮した不等直径液滴群要素の燃え広がり限界に関する研究」です。この研究は、エンジン内の噴霧燃焼において現れる燃料液滴間の燃え広がりについて、その機構を微視的観点から解明することを目的としたものです。このような基礎データの提供は噴霧燃焼のシミュレーションコードの改良へと繋がると考えられ、今後の自動車技術の発展への貢献が期待されます。

受賞に対して永田さんは、「大学院生活の最後に、このような素晴らしい賞を受賞させていただき大変うれしく思っております。これまで関わっていただいたすべての方々に御礼申し上げます。幼い頃から好きであった自動車に関わる研究を行うことができ、非常に充実した2年間を送ることが出来ました。研究を通じて、多くの方々とお会いし、視野も大きく広がったと感じています。就職後も自動車に関わる仕事を行う予定となっておりますので、これまでの経験と今回の受賞を励みに、さらに成長し、もっといいクルマを世に送り出せるよう、これまで以上に努力していきたいと思います。」と感想を述べています。