萩わくわく科学クラブを開講しました

萩わくわく科学クラブを開講しました

(令和元年6月25日掲載)

6月15日(土曜日)、萩セミナーハウスにおいて、萩市の小学生を対象とした科学クラブの活動がスタートしました。この活動講座は、長州科楽維新プロジェクトと地元の連携機関・有志で構成する委員会が企画・運営し、平成28年から同地域で毎年開講しております。全8回の講座で構成されており、4年目となる今年も、抽選により選ばれた児童15名を第4期生として迎えました。

開講にあたり、萩市教育委員会の中村教育長より児童に向けて激励の挨拶があり、引き続き最初の活動に入りました。第1回講座は本学の岡田秀希技術専門職員が講師となり、「空気と振動のふしぎ」をテーマに様々な体験型の実験と関連する工作を行いました。中学校以降で学ぶ内容も積極的に実験メニューに取り入れるようにしており、この日も目には見えない音や振動の可視化実験の数々に、子どもたちの間から度々歓声があがっていました。

第2回以降の講座では、萩天文同好会、萩高等学校、豊田ホタルの里ミュージアム、白水小学校、育英小学校、防府市青少年科学館、萩商工高等学校の関係者やOBが順次講師を担当し、来年の2月まで残り7回の講座が実施されます。

萩わくわく科学クラブは、産学公民連携により次世代理系人材の裾野拡大を目指す山口県(教育庁)との連携プロジェクト「やまぐち燦めきサイエンス事業」の一環で、科学技術に関心の高い児童に対して自然科学の多様な分野の体験を連続的に提供し、興味関心の深化と拡大を図ることを目的する講座型学習支援事業の一つです。同様の取り組みは(下関市、山陽小野田市、岩国市)でも実施しています。