「テクノロジー×アート」チャレンジ講座がスタートしました

「テクノロジー×アート」チャレンジ講座がスタートしました

(令和元年6月25日掲載)

4月18日(木曜日)、2019年度「テクノロジー×アート」チャレンジ講座がスタートしました。

本講座は、山口大学工学部、宇部工業高等専門学校および宇部市による、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に掲げる地域人材の育成および学生の地元定着を図るため三者の協定に基づき開講するもので、今年で4年目となります。全15回にわたり、様々な分野のスペシャリストを招聘し、講義、演習を行う予定です。

第1回の講座では、株式会社 環境デザイン研究所 会長の仙田 満氏を講師に招き、工学部D講義棟11番教室において、工学部および宇部工業高等専門学校の学生、ならびに宇部市の募集に応じた企業や一般の方など、約250名が受講しました。

空間デザインにより人間の心身がどのように育つのか、進化を支援する要素は?という疑問に対して、産学公の多様な領域での実践事例を振り返り紹介し、これから私たちが考えるべき課題を提起していただき、講義終了後も学生たちの質問が絶えませんでした。

また、これから数ヶ月にわたり、アイデア出し、グルーピング、街中での実演へと発展する全体スケジュールが説明されました。ときわ公園を学びの場とする稲葉・内田講師の試み、脳と感情をプロダクツにするマツダ、情報芸術の発信を続けるYCAM(山口情報芸術センター)、デジタル技術を駆使して国内外で様々なイベントを開催しているウルトラテクノロジスト集団 チームラボ、世界に表現する電通による講義、演習も計画され、異領域が融合する「化学反応」が楽しみな講座です。

第1回講座の様子