創成科学研究科建設環境系専攻の近藤瑠星さんが第6回建設材料に関する国際会議（ConMat'20）において優秀論文賞を受賞しました

（令和2年9月24日掲載）

第6回建設材料に関する国際会議（6th International Conference on Construction Materials. ConMat'20)において、大学院創成科学研究科建設環境系専攻博士前期課程2年の近藤瑠星さんがBest Paper(優秀論文)に選ばれ優秀論文賞を受賞しました。

論文題目は、「Recycling and heavy metal immobilization of waste incineration ash by geopolymer production」（共同著者：李柱国教授、池田攻名誉教授）で、都市ごみ焼却灰で作製したジオポリマー硬化体の性能および重金属固定率を明らかにし、建設材料の製造において廃棄物焼却灰を安全にリサイクルする可能性を示しました。

ConMatは4年ごとに北米や日本で開催され、20年以上の歴史がある建設材料分野で著名な国際会議のひとつで、第6回は2020年8月に福岡市での開催が予定されていました。残念ながら新型コロナウィルス感染症の影響のため会場での発表は中止になりましたが、投稿された論文は査読を経て採択された194編が会議論文集に収録されました。そのうち17編が優秀論文として評価され選ばれました。

詳細は下記URLをご参照下さい。
https://biz.knt.co.jp/tour/2020/08/conmat20/index.html