創成科学研究科機械工学系専攻の常藤飛鳥さんが第58回燃焼シンポジウムポスターセッションにおいてベストプレゼンテーション賞を受賞しました

創成科学研究科機械工学系専攻の常藤飛鳥さんが第58回燃焼シンポジウムポスターセッションにおいてベストプレゼンテーション賞を受賞しました

(令和3年1月21日掲載)

大学院創成科学研究科博士前期課程機械工学系専攻1年の常藤飛鳥さんが、2020年12月2日(水曜日)~4日(金)にオンライン開催された日本燃焼学会主催の第58回燃焼シンポジウムポスターセッションにおいてベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

対象となった研究発表は、「定容容器を用いた高温高圧環境下における火炎振動とエンドガスの自着火がノック強度に与える影響」です。本研究では、内燃機関の熱効率向上に対して障害となるノッキングの発生メカニズムの解明に関して、自着火以前の火炎伝播挙動を観測することにより点火からノッキングに至るまでの詳細な過程の調査を行ったものです。その結果、ノック振動の大きさには燃焼初期の火炎核の伝播挙動が影響を及ぼしている可能性を示唆しました。本研究の概要・成果についての発表や質疑応答での対応が評価され、このたびの受賞となりました。

受賞に対して常藤さんは、「この度はベストプレゼンテーション賞を頂きましたこと、大変嬉しく思います。このような賞を頂けたのは、ご指導くださる先生方や、共に研究活動に励みご助言いただいた研究室の皆様のお陰であり、大変感謝しております。今回の受賞を励みに、今後もこの研究の更なる発展に邁進いたします。」と喜びの言葉を述べています。