ビジネスプランコンテスト2020で工学部チームが最優秀賞及び一般部門優秀賞を受賞しました

ビジネスプランコンテスト2020で工学部チームが最優秀賞及び一般部門優秀賞を受賞しました

(令和3年3月4日掲載)

2021年2月14日(日曜日)、工学部チームの工学部知能情報工学科3年西田吉克さん、4年富田大喜さん(福士将研究室)、4年升谷光貴さん(中正和久研究室)がビジネスプランコンテスト2020の最終審査会で一般部門優秀賞および各部門賞受賞者の中から選ばれる最優秀賞を受賞しました。

同チームは、社会課題・地域課題を解決する革新的かつ実現性の高いビジネスプランやアイデアがテーマである一般部門に応募しました。1次審査を通過し、10月下旬からメンターの指導を受け事業化へブラッシュアップする「チャレンジプログラム」に参加し、最終審査会に向けて、内容の精度を高めてきました。最終審査会では、リモートワークでの作業者同士によるコミュニケーションを可能とする作業コミュニケーションツール「Share Browse」を提案し、このたび受賞しました。

学生たちは、工学部附属ものづくり創成センターで自発的に自由なアイデアで共創し公開を目指す授業「ものづくり創成プロジェクト」、SDGs人財育成講座および宇部工業高等専門学校連携事業で地域創生次世代を育てる授業「Technology×Artチャレンジ講座」(担当教員:小柴満美子)、山口大学おもしろプロジェクトに参加し、AIロボットの製作や宇部市イルミネーションフェスティバルTOKIWAファンタジアでのプログラミングとデジタル×アナログのものづくり作品で腕を磨きました。また、大量アクセス数の更新を続けるHP「山口県新型コロナウィルス感染症対策サイト」も作成しています。   

今回受賞したコミュニケーションツールの中核技術は、ものづくり創成センターの学部4年~大学院生対象の授業「創成デザイン工学(特論)及び演習」においてYahoo現役エンジニア13名にオンラインで直接指導を受けており、8月に開催されたHack U 山口大学2020でもYahoo賞を受賞しています。

授業の枠を越えて特許出願を行い、現在、今回の受賞を弾みに学生起業化とアプリケーションのリリースを目指して改良中です。