オンライン国際シンポジウム「バリの水環境保全に必須な水質と廃水処理の基礎知識の修得」が開催されました

オンライン国際シンポジウム「バリの水環境保全に必須な水質と廃水処理の基礎知識の修得」が開催されました

(令和3年10月5日掲載)

令和3年度オンラインを活用した国際交流プロジェクトの補助を受けて、インドネシアのウダヤナ大学とオンライン国際シンポジウム「バリの水環境保全に必須な水質と廃水処理の基礎知識の修得」が令和3年9月6日(月曜日)~8日(水曜日)の3日間にわたり開催されました。山口大学、ウダヤナ大学、ブラビジャヤ大学やInstitut Teknologi Sepuluh Nopember(ITS)などから約375名が参加しました。

シンポジウムでは、バリの水環境保全のための水質及び排水処理の基礎知識を得るために特別講演及び各セッションでの講演・討議が行われました。

初日は、ウダヤナ大学の副学長からご挨拶をいただき、シンポジウムが開催されました。その後、インドネシアにおける排水処理についてITS元学長のProf. Ir. Joni Hermana先生から、バリにおける排水処理マネジメントについてウダヤナ大学のProf. Wayan Budiarsa Suyasa先生から、バリにおける水質マネジメントについてMinistry of Public Works and Public Housing (PUPR) IndonesiaのDidik Wahyudi氏から特別講演をいただきました。

2日目、3日目は、山口大学及びウダヤナ大学の研究者がセッションごとに排水の水質、排水処理の基礎、排水処理施設における水質測定、排水処理施設の維持管理について講演しました。講演後は、参加者との活発な質問と討議が行われ、水環境保全のための知識を修得しました。