創成科学研究科建設環境系専攻の福丸大智さんが第72回中国地方技術研究会最優秀賞を受賞しました

創成科学研究科建設環境系専攻の福丸大智さんが第72回中国地方技術研究会最優秀賞を受賞しました

(令和3年10月11日掲載)

令和3年度第72回中国地方技術研究会において、大学院創成科学研究科建設環境系専攻博士前期課程1年の福丸大智さんがポスターセッション部門で最優秀賞を受賞しました。本技術研究会は、国土交通省中国地方整備局が主催し、中国地方整備局、国土交通省関係団体、県、市及び学術研究機関等が所掌する建設技術に関して、建設技術の向上とその普及を図ることを目的として2021年9月16日(木曜日)、17日(金曜日)にWEB開催されました。受賞対象となった発表タイトルは、「深層学習を用いた流域内多地点水位予測モデルの開発」です。洪水氾濫に起因した逃げ遅れによる人的被害が増大していく中で、AI技術の一つである深層学習を用いて流域内多地点の河川水位を同時予測するモデルを構築し、山口県一級水系佐波川を対象に有用性の検討し、即時的かつ高精度に3時間先の流域内多地点の河川水位の把握を可能としていることを発表し、この度の受賞となりました。

受賞に関して福丸さんは、「このような賞を頂き、大変光栄に思います。先生方の日々のご指導に感謝し、本研究をさらに発展させます。」と述べています。