「第4回防災・減災講演会」が開催されました

「第4回防災・減災講演会」が開催されました

(令和4年2月24日掲載)

2022年2月1日(火)、WEBにて「第4回防災・減災講演会」(地域防災・減災センター主催、グローカル環境・防災学研究会共催)が開催され、大学、民間企業、その他一般から354名が参加しました。

講演会では東京大学生産技術研究所の桑野玲子教授から、最近都市部で頻発している道路陥没の原因やメカニズム、調査方法などについてわかりやすくご説明いただきました。道路陥没の原因となる地下の空洞の発生は下水管など地下に埋設されている管の損傷に起因したものが多く、さらに空洞は雨や地震により拡大することが示されました。また、空洞が拡大して陥没する様子が室内実験の動画を用いてわかりやすく紹介され、私たちの足元で起こっているかもしれない現象を認識することができました。道路陥没の危険個所を発見する調査方法や危険度の診断方法、空洞の補修や陥没の予防方法についても紹介され、大変勉強になる有意義な会となりました。

地域防災・減災センターHP:http://ds0n.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~cldpm/index.html

【講演内容】
講師:東京大学生産技術研究所 桑野玲子教授
講演題目:「成熟都市で頻発する道路陥没の現況と対策」