創成科学研究科建設環境系専攻の福丸大智さんが2022年河川技術に関するシンポジウムにおいて優秀発表者賞を受賞しました

創成科学研究科建設環境系専攻の福丸大智さんが2022年河川技術に関するシンポジウムにおいて優秀発表者賞を受賞しました

(令和4年7月26日掲載)

2022年6月16日(木曜日)、17日(金曜日)にWEB開催された2022年河川技術に関するシンポジウムにおいて、大学院創成科学研究科建設環境系専攻博士前期課程2年の福丸大智さんが優秀発表者賞を受賞しました。

受賞対象となった発表タイトルは、「深層学習を用いた流域一貫の河川水温予測に関する基礎的検討」です。気候変動下の河川水温上昇に伴う水質や水生生物場の影響評価のためには、気温のみに基づく流域一貫した河川水温の予測が必要であることから、深層学習を用いて流域一貫の河川水温予測モデルを開発しました。本モデルでは、島根県の高津川を対象に、流域一貫の高精度な水温予測に向けた基礎的検討を実施し、流域内の気温のみから流域一貫した河川水温予測を高精度に実現したことが評価され、この度の受賞となりました。

受賞に関して福丸さんは、「このような栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。本研究は、気候変動の影響評価をする上でとても重要であると考えており、今後は、さらなる研究の発展に向けて取り組みたいと思います。ご指導いただいた先生方やご協力頂いた全ての方への感謝を忘れず、研究活動に専念いたします。」と述べています。