大学院創成科学研究科社会建設工学分野の蓮池里菜助教が、Best Presentation Awardを受賞しました

大学院創成科学研究科社会建設工学分野の蓮池里菜助教が、Best Presentation Awardを受賞しました

(令和4年12月7日掲載)

2022年11月28日(月曜日)~30日(水曜日)にシドニーのMacquarie Universityで開催されたThe Sixth Australasia and South-East Asia Structural Engineering and Construction Conferenceにおいて、大学院創成科学研究科社会建設工学分野の蓮池里菜助教が、Best Presentation Awardを受賞しました。

受賞対象となった研究発表は、「Evaluation of Water Retention of Rust Layer Based on Electrical Resistance Measurement」です。本研究は、鋼橋の腐食劣化の早期発見および適切な維持管理に向け、鋼材が腐食する際に必要となる水分を非破壊で検出することを目指し、さび層が含む水分量、さび厚、さび層生成時に供給される塩分量をパラメータに、電気抵抗値との関係を整理した結果、各々に対する関係性を定式化する可能性が示唆されたことを発表し、この度の受賞となりました。

受賞に対し蓮池助教は、「Awardをいただき大変光栄です。本研究発表を通して、他大学の教員、国内外の技術者の方とも議論を重ねることができ、研究の更なる発展に繋がる機会となりました。実験、計測に際し恵まれた環境を与えてくださった大学・学科の教職員、および本研究を主体的に進めた学生たちへ感謝しております。」と述べています。