JSTさくらサイエンスプログラム「リモートセンシングとAIによる先端情報処理技術に関する学習と体験」を実施しました

JSTさくらサイエンスプログラム「リモートセンシングとAIによる先端情報処理技術に関する学習と体験」を実施しました

(令和5年3月16日掲載)

JST国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)の支援を受け、2023年3月5日(日曜日)から3月11日(土曜日)に、部局間協定を締結しているマレーシア国立マレーシアプトラ大学(UPM)の教員1名と学生2名を迎えて「リモートセンシングとAIによる先端情報処理技術に関する学習と体験」を実施しました(実施主担当者:大学院創成科学研究科山口真悟教授)。

山口大学には応用衛星リモートセンシング研究センターや工学部知能情報工学科があり、山口県には山口大学の電波望遠鏡もあるKDDI山口衛星通信所、JAXA西日本衛星防災利用研究センターがあります。これらのリソースを活用することによるリモートセンシングとAIを組み合わせた情報処理技術の学習や最新の宇宙利用技術の見学を通じて、我が国が有する先端技術への理解を深めるとともに関心を促すプログラムが実施できました。

リモートセンシングデータ解析に関する講義と実際にデータを解析する実習(Deep Learning実習)のほか、研究交流会も開催しました。研究交流会では、UPMの学生2名および大学院創成科学研究科電気電子情報系専攻ソフトウェアシステム工学教育研究分野(山口・アヌアル研究室)の学生4名が研究発表を行い、活発な議論や質疑応答を通じて、学術交流はもとより、互いの友情も深めることができました。

UPMからの参加学生が山口大学への留学や再来日を希望し、また山口大学の学生がマレーシアやUPMに関心をもつようになり、本活動が学生たちに大きな影響をもたらしました。