今の世の中はインターネットが当たり前になり、IoTなる言葉も生まれ、全てがネットワークに繋がる時代になりました。まさに日進月歩です。

一方で、私がシステムエンジニアとして現在携わっている公共の基幹システムは10年以上も同じアーキテクチャで動いていますが、稼働率は99.999%です。古くても馬鹿にできない技術です。
世の中には新旧実にたくさんのITシステムが24時間365日動いていますが、その基本的なアーキテクチャや考え方はどれも大きく変わりはありません。

ぜひ、知能情報工学科でその基礎と応用をしっかりと身につけてください。それが、世界中で通用するITプロフェッショナルになるための第一歩です。

現在、私は自動車部品メーカーで勤務し、車載ECU（エンジンコントロールユニット）の標準ソフトウェア開発のプロジェクトリーダの仕事をしています。複数の利用者のユースケースを見極めつつ標準仕様を取り決め、さらに品質コスト納期を満たす様に開発を管理することが求められる、大変な仕事ですが、自分の考えた仕様や開発計画で、チーム一体となり利用者の期待に沿ったソフトウェアを提供し、製品に搭載されることが大きなやりがいだと感じています。

自由闊達に学業に専念できる環境が魅力だと思います。在学中には、海外留学も経験し、ダイバーシティを考える機会になりました。また、生体情報システム工学研究室に所属。実環境下でカメラを使って自律移動ロボットに経路探索させる研究の中で、外乱の問題やロボットのハード特性の影響で思う様に動かないなど、研究開発の苦労を経験し、現在の業務に活かされる貴重な経験となりました。

私は現在、システムエンジニアとして金融システムの開発に携わっています。まだ1年目なので勉強の日々ですが、大学で学んだ内容をフル活用しています。小学校でのプログラミング教育が必修になるという動きがあります。この背景には、IT人材の不足があります。世の中すべてのものがITと密接に関わっている時代に、知能情報工学科で修得できるスキルはこれから更に必要になってくるでしょう。IT人材としての道を、知能情報工学科でスタートさせてみてはいかがでしょうか。

現在、コンピュータやロボットが人間に代わって仕事をする時代です。しかし、システムエンジニアは、人と人とのコミュニケーションを通じて、お客様の本当の課題をシステムで実現する仕事です。知能情報工学科は、そのための基礎的な技術力・思考力を養うことのできる学科です。

久留米大学病院において、病院経営のための医療ビッグデータ分析を行っています。膨大な量の医療データから誰も知らなかった、説明できなかった知見を作り出すことで、病院経営を改善できたときに喜びを感じます。このような分析は、爆発的な情報量の増加に伴い、あらゆる業種において求められる需要の高い仕事で、近年注目を浴びています。また、大学病院での経験を生かして、同大学のバイオ統計センターにおいて医療情報の分析に関する教育・研究なども行っています。

医学部・企業との共同研究が盛んで、医療現場における最先端のデータに接する機会を数多く頂きました。その貴重な経験は、現在の仕事の大きな財産となっています。

私は現在、山口県の防府市青少年科学館ソラールで学芸員として働いています。私の主な仕事は、企画展の立案と実施、太陽望遠鏡による太陽映像の収集と保管、実験ショーの実施、電子工作などの科学教室の実施、出前講座の実施などです。

夏休みにはソラールで、私の工学部の恩師と一緒に、プログラミング体験教室を企画して実施しています。卒業してから10年近く経ちますが、先生は今でも優しくいろいろな相談に乗ってくれます。知能情報工学科には、素晴らしい先生方がたくさんいらっしゃいます。知能情報工学科で勉強ができたことは、今でも私の誇りになっています。

私はシステムエンジニアを7年経験し、今は、営業職として文教（学校）のお客様に対し、様々なシステム提案を行っています。正直、高校生の時は理系ということだけで、全くもって今の職種は自分でも予想していませんでしたが、今の会社や多くの人に巡り会えたのも山口大学工学部でのサークルや研究室（ゼミ）を通しての経験が大きかったと思います。山口大学工学部は特色のある学科が7学科と多く、自分の目指す道が必ず見つかると思います。まずはオープンキャンパス等で山口大学の雰囲気を感じとってはいかがでしょうか。

当時、今は当たり前のインターネットも人口普及率が10%前後(現在は80%以上）でした。選んだ理由は、情報システムはこれから必ず伸びると信じてましたし、それ以前に山口大学では情報システムの専攻学科をいち早く設立していた点も魅力でした。知能情報（システム）工学科では、ハード/ソフトに限らず、エンジニアとして将来必要となる情報基礎を学ぶことができ、今の自分があると思ってます。

私は今システム開発に携わっています。システム開発ではプログラミングの知識の他に作るシステムの業種の知識も必要となります。前者を学生時代に学んでいたおかげで後者の知識習得に時間を割くことができています。IT関係の就職活動をするとわかりますが、ほとんどの企業が「未経験でも大丈夫」と謳っています。しかし専門的な基礎知識を学生時代に学んでおけばその分野で働くにあたり必ず役に立ちますので将来の自分のために是非頑張ってください。

「情報」は今の時代なくてはならない技術です。しかしとても幅広いジャンルでもあります。すべてを網羅とまではいかないにしてもその「幅広い情報技術」について勉学に勤しむことができる環境です。

現在はメーカーの施工管理職として、自社で開発した製品を社会に送り出しています。工学部では「考える」ということを学びました。社会に出ればわからないことだらけですが、「考える」というこを忘れなければ何が必要か、何をすればよいのか、それが見えてきます。ぜひ、山口大学工学部で「考える」力を身に着けてほしいと思います。山口大学工学部に入学すればきっとこれからの人生に必要なものが見つかります。

技術はもちろん、協力して創造するということを学べます。かけがえのない友人と、思い出も創造できます。人と協力して創る楽しさが学べることが一番の魅力だと思います。

私は現在、鉄道工事の施工管理の仕事をしています。鉄道という暮らしに不可欠なものを自らの手で保守・構築できる点にとてもやりがいを感じます。また、思い入れのある地元の駅を整備できる事が嬉しいです。工学部の知識はとても幅広く様々な職種・業種に関わりがあります。私は大学入学当初、将来のビジョンがほとんど見えていませんでしたが、就職活動の際にはその利点を活かし多くの候補から自分の興味のある仕事を探す事ができました。

知能情報工学科では近年様々な分野で取り入れられている情報処理技術やシステム開発の基本を学ぶ事ができます。私の研究においてはiPhoneという身近なもの使ってアプリケーション開発を行い、とても実用的な技術を学ぶ事も出来ました。

現在、日立製作所製ソフトウェアの海外向け技術支援サポート業務に従事しています。仕事では専門的な技術力と語学力が必須なのですが、大学で取り組んできた事は現在の仕事に十分に活かされています。例えば、実際にソフトウェアを設計する事で身につけた設計力や先輩・後輩・先生方等との研究の打ち合わせを通じて養われたコミュニケーション力は、仕事をする上での礎となっていますし、研究の一環で取り組んだ海外論文の多読も語学力の向上へと繋がりました。こういった機会が多くあった山口大学は、自身のスキルを伸ばす事ができる最適な場所でした。皆様も是非、山口大学で様々な事に挑戦をしてみてください。

研究を通じてソフトウェアを設計する機会もあり、ハードウェアからソフトウェアまで専門的技術を習得する事が出来る、様々な国の留学生との交流を通じて新しい価値観を養う事が出来る点が魅力的な部分だと感じています。

現在は高等専門学校で情報工学を教えるとともに医用画像処理を主とした研究を行っています。大学入学時は警察で科学捜査の仕事に就くことが目標でしたが、学部時代に医用画像処理の分野を知り新たに強い興味を持ち、現在興味があることで仕事ができていることを大変嬉しく思います。教育と研究の両立は大変ですが、学生がやりたいと思うことをサポートできたときや自身がやりたいと思う研究を上手く進めることができたときは充実感を得ています。

知能情報工学を学ぶことにによりコンピュータを用いてソフトウェア開発やデータ分析などを行うことができ、製造・医療・通信・防災・芸術・スポーツなど多種多様な分野に関わることができることが魅力だと感じています。

現在、ASICと呼ばれる特定の用途向けの集積回路の設計や開発業務に携わっています。その中でも、私は画像処理を扱うモジュールを担当しています。1年たった今でもまだまだ分からない事だらけで、先輩社員に頼ってばかりですが、コンパイルが通った時や思い通りの結果が反映された時に、やりがいを感じます。知能情報工学科では、ソフトだけではなくハードも学べたため、回路設計などの授業で学んだ知識は仕事でも活かされています。

知能情報工学科では、ソフトからハードまで幅広く学べるため、就職先でも「あ、大学で学んだな」と思えることが多くあります。また、実験が多く、大学のうちから開発工程を学べるということはとてもいい経験だったなと思います。先生方も優しく、質問すると丁寧に教えてくれました。

私は携帯電話向けのソフトウェア開発業務を経て、現在は自動車用エンジン制御コントロールユニット(ECU)のソフトウェア開発に携わっています。開発業務は日本のみならず、ドイツやインド、ベトナムといった様々な国のエンジニアが携わっているため、不測の事態も数多く発生します。そんな状況下においても、エンジニア同士でディスカッションを積み重ねながら問題を解決し、最終的に量産開始に辿り着けた時の喜びは一入です。皆さんも、山口大学で基礎技術をしっかりと学び、将来世界で活躍するエンジニアを目指しませんか？

知能情報工学科と言うと、情報処理技術分野に特化した学科というイメージが強いかもしれませんが、計算機工学・知能工学・応用システム工学といった何れも現代社会では必要不可欠な根幹技術をじっくりと学ぶことができ、これらの基礎技術を生かして、卒業時には想像もしていなかった自動車業界の仕事にも携わることができました。

現在は、主に車の自動運転実現に向けたデバイス開発を行っています。世の中にない商品を生み出すために、新しい技術に挑戦し、それがモノとして実現できた時がやりがいを感じる瞬間です。社会に出て色々な挑戦をしようとした時に、その土台となる基礎学力や考える力をしっかりと身に着けることが出来たことは大きな財産になったと思います。また、研究を通じて自分の考えを論理的にまとめ、伝える力を身につけられたことは就職面接でも強みになりました。

これからの情報社会を支え、発展させていくキーテクノロジーとなる、デバイス／AI／システム制御を基礎からしっかり学べると同時に、学科や研究室での活動を通じて色々な人とのつながりを築くことが出来ます。