2010年度トピック一覧

2010年度トピック一覧

片桐食堂さんへの感謝状及び記念品授与
(4月7日掲載)

昭和37年から49年間営業してきたサークル棟の片桐食堂さんが3月22日(月曜日)をもって閉店されました。これまで、在学生をはじめ多くの卒業生の皆さんがお世話になったかと思います。この功績を称え、3月25日(金曜日)15時より工学部本館事務室のフロアで堀工学部長より感謝状及び記念品が授与されました。山口大学工学部の歴史を見てこられ、また、学生さんたちの生活を支えていただいた片桐食堂さん、長い間ありがとうございました。

第21回常盤賞表彰式
(4月1日掲載)

3月14日(月曜日)第21回常盤賞受賞者の表彰式が常盤工業会館において挙行されました。平成23年3月卒業予定の学部学生から成績優秀者14名、平成22年度学友会や課外活動面において活躍した学生2名に常盤工業会会長から表彰状と副賞が授与されました。表彰式終了後、懇親会が催され受賞者は常盤工業会及び工学部関係者に囲まれ、和やかな雰囲気の中での昼食となりました。

ダブルディグリープログラムのインドネシアが宇部市役所でインターンシップを実施
(3月17日掲載)

「ダブルディグリープログラム」によりインドネシアのバンドン工科大学から本学大学院理工学研究科博士前期課程社会建設工学専攻に留学中のTAUFIQさん、LUSIUSさんが2月22日から3月2日の間、宇部市役所でのインターンシップに参加しました。留学生2名はインドネシアの地方公務員で、理工学研究科では水圏環境分野、都市・地域計画の研究を行っています。総合政策、環境、都市開発、道路河川整備、防災、消防、下水道、公園整備、教育、ガス水道など、各課の職員から講義を受け、現場見学等を通して宇部市の行政について学びました。閉講セレモニーでは、留学生は宇部市の行政の取り組みを本国でも取り入れたい、また今後のインドネシアとの宇部市の交流の懸け橋になりたいと感想を述べました。

宇部高校スーパーキャリアの授業に工学部留学生が講師として参加協力
(3月7日掲載)

2月21日(月曜日)10時半~12時 宇部高等学校において『総合的な学習(理数科1年)』の時間「スーパーキャリア」に、工学部留学生のワイケン サンさん(英国)、ガトット エコ シスロさん(インドネシア)の2名が講師として参加しました。 「留学生から見た山口大学工学部」について1)日本に留学しようと思った切っ掛け、いつ頃そう思ったか、2)今、日本で苦労していること(言葉、生活、文化の違いなど)、3)これから留学する日本の学生に一言、4)日本に来て驚いたこと、5)日本の学生を見てどう思うか、6)母国の大学事情などの内容で授業を英語で行いました。

※詳しくは山口県立宇部高等学校のHPをご覧下さい。(宇部高SSHのページ

平成22年度 山口県立宇部高等学校SSH生徒 中間発表会
(2月22日掲載)

2月16日(水曜日)、山口県立宇部高等学校SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)SS課題研究Ⅰ・SSHⅡの生徒中間発表会が宇部高等学校体育館で13時から行われました。 宇部高校長の挨拶の後、SSHⅡの2年生12グループがパワーポイントを使って口頭発表し、SS課題研究Ⅰの1年生は工学部で講義を受けた6テーマとハローサイエンスとして5テーマの計11テーマのポスターセッションによる1年間の成果の発表を行いました。

平成22年度 山口県立宇部高等学校 SS課題研究Ⅰ修了
(2月15日掲載)

2月4日(金曜日)、知能情報工学科 水上 嘉樹准教授の「コンピュータとは何か?」の講義で、半年間7回の山口県立宇部高等学校SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)SS課題研究Ⅰ(1年生)の授業が終了しました。通常の高校の授業や日常生活で工学が身近に感じられる貴重な体験ができたと思います。来年度から、各研究室に分かれSS課題研究Ⅱ(2・3年生)と進んで行きます。

※詳しくは山口県立宇部高等学校のHPをご覧下さい。(宇部高SSHのページ

平成22年度山口大学公開講座(特別講座)「真空技術の基礎と応用」の修了式
(2月3日掲載)

平成23年1月28日(金曜日)13時より、平成22年度の山口大学公開講座「真空技術の基礎と応用」の修了式が常盤工業会館(工学部キャンパス前)で執り行われた。この公開講座は、本学理工学研究科がエクステンションセンターとの共催で、平成20年度より開講しているものである。産学が連携して開発した教育カリキュラムを活用し、産業界の講師陣と本学教員とが協力して講義と実習による講座を展開している。3年目となる本年度は、延べ28名の社会人が受講した。また、本講座を活用した大学院コース授業「真空技術科目群」も同時開講され、理工学研究科博士前期課程の学生延べ100名が受講した。そのうち、規定に達した社会人12名と大学院学生31名に、田中理工学研究科長から修了証またはコース認定証が授与された。

工学系数学統一試験実施される
(1月27日掲載)

2010年の工学系数学統一試験(EMaT)が12月11日(土曜日)13時30分~16時10分に行なわれた。この試験は、大学2年までに工学部で履修する微分積分、線形代数、常微分方程式、確率と統計の4分野の基礎学力を問うものである。山口大学工学部は、広島大学工学部と共同し、全国の工学系大学および高専に呼びかけてこの試験を実施している。工学部では、試験実施部会委員7名の他、各学科から合計17名の教員が試験監督等の業務にあたった。今回の山口大学の受験者は449名(全国2646名)で、内訳は学部学生446名、大学院学生3名であった。 この試験は、2005年度に文部科学省の特色GP「工学系数学基礎力の評価と保証」に採択され、2008年度まで文部科学省の支援で行なってきたが、両大学では試験実施の教育効果に鑑み、2009年度以降は自前予算を出し合って実施している。成績優秀者には大学院博士課程進学や日米技術士資格など外部の有力試験への挑戦を期待する次第である。 (文責:実施部会長 羽田野袈裟義)

韓国群山大学校来学
(1月21日掲載)

1月18日(火曜日)、韓国群山大学校からLee工学部長をはじめ5名の教授が来学されました。 山口大学から宮本教授(社会建設工学科)、喜多教授(循環環境工学科)が、韓国群山大学校からShim教授(ナノ化学工学科)が研究紹介を行い、昼食を挟み喜多教授、宮本教授の研究室を見学した後、合田教授、江教授(機械工学科)、森田教授(応用化学科)、田中俊彦教授(電気電子工学科)の研究室に分かれ、個々の専門分野における研究交流が行われました。また、工学部長ミーティングルームで行われた懇談会では、今後の学生・研究者交流等について活発に討論されました。

新年明けましておめでとうございます。
2011年 元旦

昨年、根岸先生、鈴木先生が、ノーベル化学賞を受賞されたことは記憶に新しいところです。両先生が行ったクロスカップリング反応に関わる基礎研究の成果が、日常生活に役立つ製品開発に広く応用された事が認められての受賞でした。量子化学という基礎的な研究分野を専攻し、「工学部」で応用化学に関わる研究を行って来た私にとって、とりわけうれしいものでした。 さて、山口大学工学部の教員の所属が理工学研究科に変更(部局化と呼ばれる)されてから6年が過ぎようとしています。本学部では、卒業生の65%以上が大学院博士前期課程に進学するようになっており、そのため大学院の教育を念頭にした接続性のある学部・大学院教育がこれまで以上に求められています。工学部・理工学研究科における高度な研究活動により得られた知見をもとに、大学院の教育をより一層充実させ、高度職業人の育成をはかるとともに、より一層の研究力の向上に努めたいと思っております。本年も、どうぞよろしくお願いします。

平成22年度 工学教育研究講演会及び意見交流会
(12月14日掲載)

研究力向上を図る学部教育とは?(その1)」を主題として、「平成22年度 工学教育研究講演会及び意見交流会」(主催:工学部および工学教育研究センター)が平成22年12月1日(水曜日)13:30~17:00 山口大学工学部 D11教室において行われました。堀学部長の挨拶の後、山形大学理学部物質生命化学科 栗山恭直教授の基調講演「基盤教育(教養教育)における科学教育」、各学科が取り組みとして「大学における国際技術者育成のための教育プログラムと教材開発~社会建設工学科東アジア国際コースの例~」社会建設工学科 清水則一教授、「知能情報工学科のIT人材育成構想」知能情報工学科 浜本義彦教授 河村 圭准教授、「循環環境工学科の教育プログラム~学士中間論文を中心として~」循環環境工学科 三浦房紀教授から取り組み事例報告がありました。

慶進高等学校1年生20名の来訪
(12月8日掲載)

11月12日(金曜日)、慶進高等学校普通科1年生20名が学部や学科について実際に体験し、理解を深め文理決定の参考にすることを目的として工学部を訪れました。広報室から堀田准教授の挨拶の後、キャンパスツアー、山口大学及び工学部紹介、知能情報工学科 中村 秀明教授による模擬講義が行われ、実際に大学の授業を体験しました。

ソーラーカー同好会、宇部まつりに出展
(12月3日掲載)

11月7日(日曜日)、第59回宇部まつり「キャンパス広場」に工学部からソーラーカー同好会が参加しました。宇部市役所前を会場に活動内容や成績を紹介するパネルや自慢のソーラーカーを展示しました。参加した学生は、ソーラーカーの仕組みに興味を持つ方からの質問に応じたり、小さな子供たちを運転席に乗せたりして、交流を深めました。

鬼村謙二郎准教授に研究助成(マツダ財団)
(11月30日掲載)

理工学研究科 鬼村 謙二郎准教授が、マツダ財団より『共役高分子の側鎖にカルバゾール基を固定化した有機薄膜太陽電池の開発』で研究助成を受けることになり、11月4日(木曜日)学部長室において贈呈式が行われました。マツダ財団は『科学技術の振興』と『青少年の健全育成』を目的として1984年10月に発足し、研究助成については、現在ならびに将来にわたって解決が求められている科学技術に関する基礎研究および応用研究を対象としています。今年度は全国から356件の応募があり、科学技術振興関係は26件を採択、その内の1件に鬼村准教授の研究が選ばれました。これで山口大学への助成数は21件となります。

学内業界・企業研究会を開催
(11月26日掲載)

11月3日(水曜日・祝日)、山口大学工学部体育館において、(株)ディスコ(日経就職ナビ)の協力のもと、学部3年生・大学院1年生を対象とした学内業界・企業研究会を開催しました。国内の有力企業などが多数出展し、各キャンパスから700名近い学生が訪れました。参加した学生たちは熱心に話を聞き、積極的に質問をしていました。この説明会以降も、学内説明会は吉田キャンパス・常盤キャンパス両会場で開催され、様々な企業・団体の方が来学されます。

下関西高等学校より理数科1年生40人が来訪
(11月22日掲載)

11月1日(月曜日)、山口県立下関西高等学校より理数科1年生40人が先端技術体験学習等を通じて工学部を知り、将来の進路決定に役立てることを目的として訪れました。堀憲次工学部長の挨拶の後、キャンパスツアー、山口大学及び工学部紹介、社会建設工学科 宮本教授と高海准教授による模擬講義が行われ、女子生徒限定の女子寮見学では行き届いた設備が好評でした。

国際的な賞「リサーチリーダーシップ賞」を受賞
(11月22日掲載)

田村慶信准教授(知能情報工学科)が、国際会議で「ソフトウェア信頼性工学の分野における国際的リーダーシップ賞(The Award for Research Leadershipin area of Reliability)」を授与されました。授賞式は、インドのリンガヤ大学にて11月1日~3日に開催された「信頼性、情報通信技術および最適化に関する国際会議(International Conference on Reliability, Infocom Technology and Optimization (ICRITO'2010)」の開会挨拶の席上で行われ、招待講演を行いました。本賞は、ICRITO'2010の組織委員会が評価し表彰したものです。写真は、同時に受賞したメンバー(左から田村准教授、鳥取大学 山田教授、Rutgers大学 Pham教授)です。

「エコフェア2010 in UBE」に工学部から参加
(11月18日掲載)

10月31日(日曜日)宇部市環境政策課主催のもと「エコフェア2010 in UBE」(常盤公園)が開催されました。工学部からはソーラーカー同好会、エコファイターズ、循環環境工学科が参加し、環境保全に取り組む多くの企業や団体とともに技術・製品・活動を展示し、成果を発表しました。会場では、ステージ企画、もちまき、スタンプラリーなどもあり、曇天にもかかわらず、たくさんの参加者で賑わいました。

普通救急救命講習会開催される
(11月15日掲載)

10月27日(水曜日)常盤事業場労働安全委員会・衛生委員会主催にて宇部市消防本部から講師を招き、普通救急救命講習会が開催されました。応急手当・救命手当、救命手当の流れ、心肺蘇生法、AED使用法等の講習があり、心肺蘇生法による救命率の変化や心肺蘇生法ガイドライン(コンセンサス2005)の説明、AED(自動体外式除細動器)の仕組みや使用法の講習、訓練用人形を用いた心肺蘇生法の手順、AEDの使用方法を学びました。受講者は24人で講習終了後受講者には宇部市消防本部より修了証が交付されました。なお常盤事業場内には、AEDが5台設置してあり、設置場所は、守衛所、図書館、福利厚生棟1階、D講義棟1階、総合研究棟1階となっています。

韓国で合同ワークショップ開催
(11月11日掲載)

10月27日(水曜日)韓国建設技術研究所(KICT)において、山口大学、KICT、全北大学の合同ワークショップを開催しました。このワークショップは、社会建設工学科東アジア国際コースの活動の一環として、毎年1回開催いており、今年で4回目となります。今年はテーマをリサイクル材料に換えて初めての開催でした。本学から、兵動教授、中田教授、鈴木准教授、石蔵助教、大学院1年の今村豊君、河野雄哉君、藤井雅規君の7名が参加し、3名の学生も英語で立派に発表しました。来年は、本学での開催となります。

院生を対象とする安全衛生講習会
(11月8日掲載)

10月13日(水曜日)14:30-16:00、D11講義室において、「院生を対象とする安全衛生講習会」が、平成22年度全国労働衛生週間活動の一環として、常盤事業場労働安全委員会・衛生委員会の主催で開催されました。工学部保健管理センター 奥屋産業医が「衛生管理一般・応急処置」に関しての講演を、引き続き、学生相談室 河合カウンセラーが「院生のメンタルヘルスケア」に関する講演を行われました。74人の院生受講者が熱心に聴講しました。

同済大学(中国)において国際シンポジウム
(11月1日掲載)

社会建設工学科 東アジアコースの国際活動として、10月10日(日曜日)~12日(火曜日)の3日間、同済大学(中国)において、「粒状地盤材料の微視的、巨視的力学挙動」に関する国際シンポジウム Int, Symposium on Geomechanics and Geotechnics, From Micro to Macro(IS-Shanghai2010)を同済大学と共同開催されました。世界から約200名の参加者があり、山口大学工学部からHyde教授、中田教授、兵動教授、博士後期課程の米田君と庄さんが参加し、基調講演、ディスカッションセッション、一般発表などを行い、特に米田君、庄さんの発表は高い評価を受けました。この会議は、2006年に本学で開いたIS-Yamaguchi2006に続くイベントで、次回は2014年英国ケンブリッジ大学で開催されます。

島根県立益田高校理数科2年生がSSHで実習
(10月25日掲載)

10月14日(木曜日)~16日(土曜日)の三日間、島根県立益田高等学校理数科2年生の6名が宇部市内に宿泊して実習を体験しました。一行は2班に分かれ、山口真悟准教授の「Javaによるプログラミングとアルゴリズム入門」、内村俊二助教による「PICマイコンによる電子制御」に取り組みました。初日は開講行事の後、各班が本実習を行うにあたり事前に与えられた課題を調べた結果を発表し、最終日の午後にはこの3日間の成果発表が行われ、生徒同士で質問が出るなど活発な意見が交わされ充実した実習となりました。

教員対象メンタルヘルス講習会
(10月19日掲載)

10月6日(水曜日)14:00-15:30、D11講義室において、「教員を対象とするメンタルヘルス講習会」が、平成22年度全国労働衛生週間活動の一環として、常盤事業場労働安全委員会・衛生委員会の主催で開催されました。 保健管理センター所長・平野均先生に「うつ病」に関する講演をお願いいたしました。当日の受講者数は学部長を初めとする71人で、1時間の講演後、30分以上、熱心な質疑応答が行われました。

平成22年度 山口県立宇部高等学校 2010SS課題研究Ⅰ開始
(10月13日掲載)

山口県立宇部高等学校SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)の2010SS課題研究Ⅰが工学部図書館2階インフォメーションルームで開講されました。宇部高では19年度から5年間のSSH校指定を受けており、4年目の今年は理数科1年生の40人が受講します。今年度のSS課題研究Ⅰの授業は、2月4日までに7回の講義を受講し、次年度のSS課題研究Ⅱでは約半数の生徒が希望する研究室で研究体験をする予定です。講義に先立って開校式が行われ、宇部高校 河井教頭、工学部 清水副学部長より激励の挨拶があった後、理工学研究科 三浦房紀教授(循環環境工学科)から『宇宙から地球環境を調べてみよう』と題して講義が行われました。

宇部高SSHの様子は、「宇部高HP」をご覧下さい。

平成22年度 山口県立宇部高等学校SSHⅢ閉講
(10月5日掲載)

9月30日(木曜日)、工学部D11講義室において、宇部高スーパーサイエンスハイスクール(SSH)Ⅲの閉講行事が行われました。宇部高校 河井教頭、工学部 堀工学部長の挨拶の後、堀工学部長より生徒代表の原田紘輝君に修了証が手渡され、最後に石川達也君から謝辞が述べられました。 今回修了した宇部高校理数科40名は、ほぼ月1回のペースで工学部を訪れ、最先端の研究を体験してきました。

宇部高SSHの様子は、「宇部高HP」をご覧下さい。

平成22年度 山口県立宇部高等学校SSH 生徒研究成果発表会
(9月22日掲載)

9月15日(水曜日)、山口県立宇部高等学校SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)生徒研究成果発表会が宇部高等学校体育館で14時10分から行われました。開会行事の後、SSHⅢの3年生3グループがスライドを使って口頭発表し、また、多目的ホールで全グループによるポスターセッションが行われ3年間の成果の発表を行いました。

第45回中四国学生水泳選手権大会優勝報告
電気電子工学科3年 伊藤北斗さん
(9月10日掲載)

平成22年6月12日・13日に開催された第45回中四国学生水泳選手権大会において電気電子工学科3年 伊藤北斗さんが大会新記録での優勝を工学部長へ報告しました。 以下は伊藤さんからの入賞報告です。

「僕は現在体育会水泳部に所属しています。工学部では練習するところの確保が難しく、秋から春にかけて毎日スイミングを借り、独り自主練習をしていました。やはり独りで練習するにあたってモチベーションが上がらず、何度も挫折を味わいました。そんなとき心の支えとなったのが仲間の存在でした。人は独りで生きているのではなく、”支えられている”というのを人生でこんなに強く感じたことはありません。そして水泳のシーズンがきて、今年は良い結果を出すことができました。これも僕を支えてくれた仲間や、いろんな人のおかげだと思います。またこれからも水泳と勉強に精を出して恩返しできたらと思います。本当にありがとうございました。」

夏休みジュニア科学教室開催
(8月24日掲載)

8月20日(金曜日)、常盤キャンパスにおいて夏休みジュニア科学教室が開催されました。午前開講の「においの不思議な世界をのぞいてみよう(樋口隆哉准教授)」では、「におい」当てにチャレンジや、「におい」の役割や特徴について学び、午後開講の「スクイーク(Squeak)でプログラムを作ってみよう!(山口真悟准教授)」では自分で書いたネズミの絵を、自分で作った道に沿って走らせることに挑戦しました。 各授業にそれぞれ約40名の小中学生とその保護者が講義を受けました。

2010山口大学オープンキャンパスを開催
(8月11日掲載)

8月8日(日) 「山口大学オープンキャンパス2010 ~Growing~山大との出逢い、そして描く未来」が開催され、常盤キャンパスは782名の方が訪れました。

当日は、さまざまな学科イベントや学生イベントに参加し、教職員や学生とふれあい、また、会場に設置されたFMきららのサテライトスタジオからの生放送「すすめ!オープンキャンパスin工学部」では、丸本学長、堀工学部長をはじめいろんな方をゲストに迎え、また、イベント会場等の現地レポートがありオープンキャンパスの熱気・活気が地元宇部市や学内で放送されました。

今年もお昼の時間に丸本学長、西田副学長、吉田副学長、松田副学長、三池副学長、堀工学部長による「かき氷」のサービスがあり、参加された方々には大好評でした。

暑い中をお越し頂きどうもありがとうございました。

「2010年度山口大学日本語・日本文化サマープログラム」の留学生が工学部を見学
(8月6日掲載)

7月20日(火曜日)日本語・日本文化サマープログラムの留学生(台湾29名、中国10名、韓国2名、イギリス2名、マレーシア1名)が工学部を見学しました。このプログラムは山口大学留学生センターが主催で、協定校を中心とする海外の学生に、山口での短期滞在を通じて日本語や日本文化の理解を深めてもらうことを目的とするものです。当日は、内田教授、宮本教授の研究室の見学、学術展示史料館、ソーラーカー同好会等の見学を行いました。資料館の環境に配慮した設計や橋梁技術の研究、また学生が作成した建築物の模型やソーラーカーなど、工学部ならではの技術や研究にふれ、吉田キャンパスとは違う雰囲気を楽しんでいました。

高川学園中学校3年生28名の来訪
(7月27日掲載)

7月13日(火曜日)、高川学園中学校3年生28名が工学部を訪れました。高川学園は中高一貫教育を行っており、大学の雰囲気を知り、進学意識の高揚をはかる目的とした訪問見学です。清水副学部長の挨拶の後、瀧本准教授から大学の概要や大学で行われる講義・研究等の説明及び施設見学や学生食堂での昼食を体験しました。

「高圧ガス・電気機器・レーザー機器取扱講習会」
(7月23日掲載)

6月30日(水曜日)14:40-16:40、C11講義棟において、「高圧ガス・電気機器・レーザー機器取扱い講習会」が、常盤事業場労働安全委員会・衛生委員会の主催で開催されました。下記の内容について講習が行われました。

  1. 高圧ガス保安法と高圧ガスボンベの取扱い
  2. 液体窒素の取扱い
  3. 電気機器の取扱い-感電・漏電対策
  4. レーザー機器の取扱

受講者数は、189人でした。 高圧ガス・電気機器・レーザー機器を使用されている教育研究分野からは、業務・講義などで支障のないかぎり講習を受けて頂き、高圧ガス・電気機器・レーザー機器の適切な取扱い方法などについて習得をお願いしております。 また、本講習会は、大学院講義科目「労働安全衛生特論」の講義も兼ねております。

常盤キャンパスクリーン作戦
(7月20日掲載)

7月1日(木曜日)午後3時から、「常盤地区キャンパスクリーン作戦」が実施されました。梅雨の晴れ間のなか、学生・教職員973名が参加し、ビニール袋を片手にゴミ拾い・草刈り・溝掃除等に汗を流しました。また、若手職員による玄関前の池の清掃も行われました。

交通安全講習および防犯セミナー
(7月12日掲載)

6月30日(水曜日)、宇部警察署総務課、生活安全課より講師を招き、交通安全講習および防犯セミナーが開催され約80名の聴講者が集まった。はじめに今井学生委員長より、「安全で快適な学生生活を送るために交通安全、防犯意識を高めてください。」と挨拶があった。交通安全ビデオ鑑賞に続き、振込詐欺や架空請求メールの対応策、また一人暮らしの女性のために具体的な生活自衛策についてお話いただいた。なかでも参加者同士が実践した離脱方法は非常に有用で、女子学生、女性職員にとって有意義なセミナーとなった。

長門市油谷・大浜海岸での漂着ごみ一斉清掃に参加
(7月6日掲載)

2010年6月6日、エコファイターズ7名は長門市油谷・大浜海岸で行われた「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」(長門市主催)に参加しました。他に、山口大学常盤キャンパスからは23名(内、留学生19名)がこの清掃に参加し、現地には、住民、漁協関係者、小・中・高・大学生、留学生合わせて総勢約500人が参加しました。学生のバスツアーは、山口県エコキャンパス取組促進協議会主催、山口県環境生活部の後援により実現したものです。現地で回収したゴミは、主にプラスチック類、木材(人工物)などでした。その中には海外製のゴミも含まれていました。参加者は約2時間、海岸清掃を行い、回収したごみの総量は可燃物約2600kg、不燃物約100kgに上りました。海洋ごみの環境問題について理解が深まり、今後の活動に役立てたいと感じています。

山口市立鴻南中学校3年生35名の来訪
(7月1日掲載)

6月29日(火曜日)、山口市立鴻南中学校3年生35名が工学部を訪れました。『学校訪問「夢・見学」』と題したこの訪問は、情報活用能力の育成、意志決定能力の育成及び将来設計能力の育成を目的として行われたものです。広報室 瀧本准教授の大学の概要や大学で行われる講義・研究等の説明及び施設見学の後、活発に質問があり、最後に生徒代表から「充実した訪問見学となりました。」との挨拶がありました。

韓国より循環環境工学科の視察
(6月14日掲載)

6月9日(水曜日)に産業廃棄物等2次資源の有効利用をはじめとする資源循環技術・プロセス等の循環環境研究現況や産学連携による共同研究や生み出された成果などの調査を目的として、韓国で地域のR&D資金支援、人材養成、マーケティング等の企業支援事業を行っている戦略産業企画団の総括責任者と実務担当者16名(TECHNO PARK 5名, 大学校関係者 7名、韓国生産技術研究院 1名、KISTI(韓国科学技術情報研究院)1名、市職員 2名)が循環環境工学科の視察に訪れました。 循環環境工学科から三浦学科長、新苗教授、田中一宏准教授、鈴木助教、産学公連携・イノベーション推進機構からは、森准教授、李准教授の出席のもと、堀学部長の挨拶の後、活発な質疑応答及び研究室の見学が行われました。

「毒物および劇物取扱い講習会」
(6月8日掲載)

5月26日(水曜日)15:00-17:30、C11講義棟において、「毒物および劇物取扱い講習会」が、常盤事業場労働安全委員会・衛生委員会の主催で開催されました。下記の内容について講習が行われました。

  1. 毒物・劇物とは
  2. 山口大学工学部における管理体制
  3. 保管方法と使用簿
  4. 応急処置
  5. 国際規制物資の点検について

(ビデオ教材視聴、出席確認小テスト含む)

受講者数は、学部生・院生226人、教職員31人、合計257人でした。毒物および劇物を使用されている教育研究分野からは、必ず1人以上、講習を受けて頂き、毒物および劇物の適切な扱い方法、管理体制、使用簿、廃棄の方法、応急処置などについて習得をお願いしております。また、本講習会は、大学院講義科目「労働安全衛生特論」の講義も兼ねております。

清水則一教授 電力土木技術協会高橋賞を受賞
(5月31日掲載)

理工学研究科 清水則一教授(社会建設工学専攻)は、このたび、(社)電力土木技術協会から高橋賞を授与された。この賞は、発電水力技術や電力施設に関する土木技術の開発、研究等に関する論文のうち技術の進歩向上に特に寄与したものに対して与えられるもので、今年で37回目となる。対象となった論文は「地下発電所空洞の経年挙動と維持管理における長期安定性評価」である。良質で安定した電力供給のため、これまで多数建設された地下発電所のなかには建設されて数10年が経過しているものもあり、その長期安定性を評価すべき時期となっている。しかしながら、その評価方法はいまだ十分に確立されていないのが現状である。本研究では、建設時から継続されている地下空洞岩盤の計測結果を丹念に分析し、得られた経年挙動に基づき地下空洞の長期安定性を評価する手法を提案した。本手法は既設発電所の維持管理に実務上適用できる現実的な手法であることが高く評価された。 なお、本研究は本学と電源開発(株)との共同研究として進められているものであり、共同受賞者の柏柳正之博士は本学博士後期課程を修了されている。

インドネシア ウダヤナ大学との共同授業開始
(5月20日掲載)

昨年度から行われているインドネシア ウダヤナ大学との国際連携による衛星リモートセンシング人材育成事業の共同授業が5月18日(火曜日)からE21講義室を使って開始されました。この共同授業は衛星データの知識と利用技術を持った人材を育成し、活用できる人材の拡大を図るため、地球環境問題・防災・植生・海洋などの応用分野での共同教育として、ウダヤナ大学の教員を招へいし、本学の教員とともに、衛星データを活用した授業を行い、また、人材育成のため教材開発を引き続き進めるものです。

2010宇部高SSHⅡが開講
(4月30日掲載)

4月21日(水曜日)、2010年度の宇部高スーパーサイエンスハイスクール(SSH)Ⅱ(2年生)がスタートしました。昨年度SSHⅠで12回の講義を受けた宇部高理数科39名の生徒達が各研究室に別れての配属となり、SSHⅢ(3年生)での中国・四国・九州地区理数科高等学校課題研究大会及び全国SSH生徒成果発表会に向け工学部で1年間実験・研究に取り組みます。この日はD11講義室で開講式が開催され、清水副学部長(広報室長)、河井宇部高教頭、生徒代表からの挨拶のあと、全体講義として中山則昭教授による『安全衛生』及び『薬品使用上の諸注意』、中村秀明教授から『知的財産』について説明・諸注意があり、その後、12の研究室毎にオリエンテーションを受けました。

「実験廃液の取扱い方法」講習会
(4月26日掲載)

さる、4月19日(月曜日)15時から17時、C11講義棟にて「実験廃液の取扱い方法」講習会が開催されました。

講師として総合科学実験センター排水処理施設から排水処理施設長の藤原 勇先生が薬品使用量の調査記入方法、実験廃液の取り扱い方法について講義をされ、休憩を挟んだのちに循環環境工学科(危険物保安監督者)遠藤 宣隆 先生が常盤事業場危険物倉庫の使用方法について講義をされました。 事前に募集しました講習会への参加希望者数は、学部生・院生200人、教職員25人の合計225人でした。本講習会は、実験廃液を排出する教育研究分野は必ず1人以上は講習を受けて頂き、実験廃液の適切な処理についての知識と手順の習得をおねがいしております。また、本講習会は、大学院労働安全衛生特論の講義項目の一つともなっております。

オーストラリア ニューカッスル大学長来学
(4月22日掲載)

4月12日(月曜日)オーストラリア ニューカッスル大学 ニコラス・サンダース学長とシーマス・ファガン ランゲージセンター准教授が来学され、松田副学長、堀学部長、兵動教授と懇談した後、総合研究棟8階ラウンジで宇部市を一望しながら説明をうけ、また、7月から1年半の予定でニューカッスル大学に留学する博士前期課程の長崎恭次君が宮本教授から紹介されました。

B・C講義棟リニューアル
(4月19日掲載)

昨年度末に情報コンセント・電源を備えた講義机等の改修を終え、新年度よりリニューアルしたC・B講義棟での授業が開始となります。今後も、より良い学習環境を学生の皆さんに提供するため整備を行って行きます。

平成22年度山口大学入学式
(4月8日掲載)

4月5日(月曜日)桜がほぼ満開となった山口県スポーツ文化センター(山口市)において、山口大学大学院入学式及び山口大学入学式が行われました。工学部575名(編入学22名を含む)、大学院理工学研究科工学系396名(転入学3名を含む)、大学院技術経営研究科16名が、大学生活のスタートを切りました。引き続き同アリーナで保護者会が開催され、堀学部長及び齊藤工学教育研究センター長より、新生活に対する心構えや、工学部が行っている学生支援体制の説明がありました。