山口大学工学部
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山口大学工学部70周年記念事業

創設70周年記念 ジャカランダの植樹式を挙行

 6月10日(水)、元オーストラリア首相ボブ・ホーク氏を招いて標記の植樹式が開催された。

 当日はD11講義室で丸本学長の挨拶に続き、ボブ・ホーク氏から「工学部でもこの木がシンボルになってもらえるとうれしい。」というスピーチをいただき、その後工学部本館中庭にて、今後ますます日豪両国の友好発展を祈念して3本の苗木を植樹した。このジャカランダが工学部に来ることになった“いきさつ“は下記のとおり。

 熊本県山鹿市は平成15年から、オーストラリアの元首相ボブ・ホーク氏が主宰する「ボブ・ホークスカラシップ財団」の援助により、毎年2名の中学生を夏休みにシドニーの語学学校に無料で短期留学させている。

 平成20年度で山鹿市内全ての中学校から奨学生が誕生したことを記念して、ボブ・ホーク元首相からオーストラリアの桜といわれる「ジャカランダ」の苗木1000本が同市に贈呈されることとなった。

 その受入のため、山鹿市では「熊本県山鹿市ジャカランダ実行委員会」が立ち上げられ、シドニー視察が行われることとなった。本学工学部社会建設工学科東アジア国際コース4年生の長曽我部(ちょうそかべ)まどかさんは実行委員のお父様(長曽我部徹氏)と共に、平成19年11月23〜27日の日程で視察に参加した。

 長曽我部まどかさんはジャカランダの花の美しさに魅了され、是非ジャガランダを工学部のキャンパスにも咲かせたいと思い、帰国後、学科、学部へ相談したところ、折しも工学部は70周年を迎えること、またオーストラリアのニューカッスル大学とは早くから学術交流協定を結んでおり、工学部の国際交流の一層の発展と充実につながることから、受け入れ体制の話はとんとん拍子に進み、その後、彼女が実行委員会に本格的に相談し、工学部へも贈呈していただくこととなった。

 実行委員の三谷直男氏と長曽我部徹氏が昨年5月12日に工学部を訪問された際に正式に贈呈が決定し、60本ほどのジャカランダの苗木を当キャンパスに贈呈していただいた。工学部ホームページ「工学部TOPIC/2008/6月11日掲載分にそのときの様子を掲載している。

 ジャカランダはアルゼンチンやボリビアを原産地とするノウゼンカズラ科の一属であり、桐の花に似ていることから和名を「キリモドキ」という。熱帯、亜熱帯の地域では街路樹として植えられている。我が国でも九州や本州でも温暖な地に植樹され、美しい紫色の花で見る人を楽しませている。

平成20年6月18日

 

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