工学部研究紹介 研究詳細

進化可能な並列自律分散システムの理論と応用に関する研究
ビジネスプロセスをネットワークとしてモデル化し、その進化を支援するシステム、安心・安全・快適なエレベータシステムの開発を支援するシステム
並列自律分散システムの理論から応用まで幅広く研究しています。
人間社会の活動やロボットの協調行動、生命現象などは並列自律分散システムと捉えることができます。そのようなシステムの特徴はダイナミックに進化していくことです。ネット理論を基盤に、モデル検査法やプロセス代数、スーパーバイザー制御、プロセスマイニングなどの理論を組み合わせた新しい理論体系の構築に取り組んでいます。さらに、それらをクラウドシステム上に実装し、進化可能なシステムの実現にも取り組んでいます。これまでに、ビジネスプロセスをネットワークとしてモデル化し、その進化を支援するシステム(写真上部)、安心・安全・快適なエレベータシステムの開発を支援するシステムEclair(写真下部)、生体内のシグナル伝達経路を解析するシステムなどを開発しています。

山口 真悟

Yamaguchi Shingo

研究関連キーワード
  • 情報学基礎理論
  • ソフトウェア
  • ウェブ情報学・サービス情報学
  • 高性能計算