工学部研究紹介 研究詳細

地方都市における持続可能な都市構造の形成手法とその評価
住宅市街地における省エネ・創エネ技術の導入効果と整備空間のイメージを可視化するインタラクティブ・ユーザーインターフェイス
人口減少、少子高齢社会下にある地方都市を対象として、主に①都市構造評価と②景観形成支援の大きく2つのテーマとした研究を行っています。前者は、将来の土地利用、建築活動をはじめとする都市活動を統計的に予測、評価し、利便性の向上と環境負荷の低減に貢献できる都市構造について地理情報システムを用いて表現し、都市に関わる計画策定の支援を目的としています。後者は、住宅地や商業地を対象とした都市整備事業について、コンピュータグラフィックス技術を用いて整備後の都市景観のイメージを事業者や市民に提示しながら、両者の協議の基で良好な都市景観を整備するための手法を提案するものです。
都市を取り巻く課題は、科学技術の革新とともに大きく変化することが予測されています。省エネ・創エネ型の都市構造の評価や次世代技術society5.0の導入が都市構造に与える影響を予測するなど、技術導入に適した未来の都市デザインを追求しています。

小林 剛士

Kobayashi Takeshi

研究関連キーワード
  • 都市・地域計画
  • 行政・制度
  • 景観・環境計画
  • 空間・環境統計