工学部研究紹介 研究詳細

サステナブルな都市・地域づくりの観点からアーバンデザイン・マネジメント手法の開発
「継承拠点」・「縮退区域(空き地・空き家集約街区)」を設定し、予測人口に見合った余剰住居床の算出によるスマートシュリンキングモデルの提案
都市は、永遠に未完成であり社会動態の変化や地域社会のニーズに応じて制度が変わり、制度に従い空間が変わります。また、空間と社会的ニーズの齟齬から地域社会の活動(マネジメント)が生まれ、それが更に制度を変化させていきます。アーバンデザイン・マネジメントとは、その循環の中で良い方向を見つけるための仕事であり、その変化に応じた解決策を空間デザインの観点から探求する役割を担っています。
 アーバンデザイン学、都市計画学、建築計画学の分野を基礎とし、街路・街区、地区、都市圏に至る様々なスケールから空間を評価・解析・予測し、適正な空間デザインやマネジメント手法を開発する研究を行っています。特に地方都市は少子高齢化や人口減少が著しく、今後どのように都市を縮小していくべきかが大きな課題です。都市の未来像を予測し描きながら、地方都市型コンパクトシティ・スマートシュリンキングの方法について研究を進めています。

宋 俊煥

Song junhwan

研究関連キーワード
  • 都市・空間デザイン
  • 都市・地域開発
  • コンパクトシティ
  • エリアマネジメント