工学部研究紹介 研究詳細

地方都市における過度な自動車利用の社会的影響について
地域と協働した交通・観光まちづくりの支援も研究しています。
自家用車はとても便利な乗り物である反面、みなが過度に利用することで自動車なしでは生活しずらい「まち」づくりにつながってしまいます。そのような「まち」は、自動車を利用できない人の生活が不便になるだけでなく、CO2排出による環境問題や健康への影響も懸念されています。
また、自動車は閉じた空間ですので、自動車への依存が周囲への気遣いや身だしなみの意識にも影響を与えます。
山口大学でも自家用車を保有する学生が少なくありません。交通行動は習慣の影響が強く、学生時代の交通行動が社会人になってからの交通行動にも大きな影響を及ぼします。そのため、学生のうちから節度をもって"かしこく"自動車を利用する習慣を形成することが重要です。当研究室では、交通行動の社会的影響を検証するほか、学生が"かしこく"自動車を利用する習慣を形成できるようなシステムの研究を行っています。

鈴木 春菜

Suzuki Haruna

研究関連キーワード
  • 土木計画
  • 交通計画
  • 地域都市計画