工学部研究紹介 研究詳細

「電気をきれいにする機能」を有するElectric Vehicles(EVs)用スマートチャージャ
「電気をきれいにする機能」を有するV2G用スマートチャージ
火を使うと酸素を消費し二酸化炭素を排出するのと同様に、我々が電力を使用すると無効電力や高調波といった廃棄物を排出します。これらを補償し電力品質を保証する必要があります。これまで、「電気をきれいにする機能」を有するスマートチャージャの研究をしてきました。図に研究してきたスマートチャージャの構成図を示します。家庭には6,600Vの電圧を柱上変圧器で105/210Vに降圧し、3本の電線で電気を配ります。3本の線のうち、上側と下側の電流がアンバランスでさらに無効電力が発生すると柱上変圧器の効率が悪くなります。スマートチャージャを用いて電気自動車のバッテリの充放電時および自動車が接続されていない場合においても上側と下側の電流をバランスさせ無効電力を補償すると、柱上変圧器の効率を数%程度向上できます。国内では膨大な数の柱上変圧器が用いられているため、国内全体での電力節約量は膨大となり大幅にCO2を削減することができます。

田中 俊彦

Tanaka Toshihiko

研究関連キーワード
  • パワーエレクトロニクス
  • 電気エネルギー工学(発生・変換・貯蔵、省エネルギーなど)
  • 電力系統工学
  • 電気有効利用