創成科学研究科の李柱国准教授が2016年日本建築学会賞(論文)を受賞
創成科学研究科の李柱国准教授が2016年日本建築学会賞(論文)を受賞
(平成28年6月15日掲載)
大学院創成科学研究科工学系学域感性デザイン分野の李柱国准教授が、「フレッシュコンクリートのレオロジー的性質の解明に関する一連の理論的研究」で2016年日本建築学会賞(論文)を受賞し、表彰されました。
日本建築学会賞は、建築に関する学術・技術・芸術の進歩発達をはかるとともに、わが国の建築文化を高める目的で、建築に関する特に優秀な業績を表彰することとしており、国内で最も権威のある建築分野の賞です。
李准教授は、フレッシュコンクリートの複雑な流動・分離挙動を一連の理論的考察によって定量的に解明し、評価試験法を開発しました。この業績は、フレッシュコンクリートの性能に関する新たな理論体系の構築、更にはコンクリートの生産・施工システムの合理化の実現に大きく貢献し、独創性、学術性、実用性および発展性の高いものと評価されています。
参考:【一般社団法人日本建築学会Webページ】