第37回 西日本岩盤工学シンポジウム (WJRE2016) を実施

第37回 西日本岩盤工学シンポジウム (WJRE2016) を実施

(平成28年9月30日掲載)

大学院創成科学研究科社会建設工学分野の中島伸一郎助教と清水則一教授は、平成28年9月23日(金)、24日(土)の2日間にわたり『第37回西日本岩盤工学シンポジウム"37th West Japan Symposium on Rock Engineering (WJRE2016)"』を宇部市(ココランド山口・宇部)で開催しました。このシンポジウムは約40年の歴史を有し、西日本の4大学(山口大・九州大・熊本大・長崎大)の岩盤工学研究グループの共催によるもので、今年は山口大学が主催しました。

今回は特に『東アジア近隣諸国との国際的な研究交流』をテーマに掲げ、当該分野において世界をリードする中国・韓国の大学(ソウル大学、中国鉱山大学北京校)から将来有望な博士・修士課程の学生を招待するとともに、4大学の留学生らと日本人学生が集い、研究発表とともに交流を図り親交を深めました。国内外(中国、韓国、インドネシア、ベトナム、ウズベキスタン、日本)から参加した60名の研究者・学生(うち学生44名)は、各国の岩盤プロジェクト、エネルギー開発に関する21件の講演に真剣に聞き入り、分野や国境、世代の壁を飛び越えて白熱した議論を展開し、活気あふれる国際シンポジウムとなりました。

なお、本シンポジウムは、山口大学工学部創立50周年記念事業シンポジウム助成および宇部コンベンション開催助成を受けて開催いたしました。