創成科学研究科化学系専攻の佐々木 理緒さんが有機合成化学協会九州山口支部ポスター賞を受賞

創成科学研究科化学系専攻の佐々木 理緒さんが有機合成化学協会九州山口支部ポスター賞を受賞

(平成29年6月14日掲載)

2017年6月3日(土曜日)に九州大学馬出キャンパスで第27回万有福岡シンポジウムが開催され、大学院創成科学研究科化学系専攻博士前期課程2年の佐々木 理緒さんが行ったポスター発表「ビニルトリフラートを用いたα-トリフルオロメチルケトンの合成」が有機合成化学協会九州山口支部ポスター賞を受賞しました。

本賞は、有機化学に関連する分野で、研究室の成果を代表して発表するのではなく、応募者自身の研究成果を主体とした内容であるものを選考の対象としており、佐々木さんの発表は、医薬品や農薬、液晶材料など様々な産業分野で重宝されているフッ素置換基を有機化合物へと導入する手法の開発に関するもので、これまでの手法より安価かつ簡便な点が特徴です。

受賞に対して佐々木さんは、「この度はこのような賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。これを糧により一層研究に精進したいと思います。」と述べています。なお、佐々木さんは2017年8月下旬に開催予定の有機合成化学協会九州山口支部第29回若手研究者のためのセミナーにて招待講演を行う予定です。