山口大学と宇部工業高等専門学校との新協定締結に伴う懇談会を開催

山口大学と宇部工業高等専門学校との新協定締結に伴う懇談会を開催

(平成29年7月14日掲載)

本学では工学部(常盤キャンパス)に隣接する宇部工業高等専門学校と教育及び学術研究上の協力関係を推進するため、平成17年3月1日に教育研究交流に関する協定書を締結し、学生の単位互換や研究者交流を推進してきました。

このたび、教育及び研究上の協力に加え、社会貢献の進展を加速させるため、協定内容を発展的に見直し、平成29年6月1日「国立大学法人山口大学と独立行政法人国立高等専門学校機構宇部工業高等専門学校との連携・協力に関する協定書」を新たに締結しました。

6月30日(金曜日)、新協定締結後、初となる岡正朗学長と三谷知世校長による懇談会が、本学の学長応接室において行われ、学生や教員による交流の活性化、国際交流に関する協力、設備・機器の共同利用など、相互のリソースの有効活用まで話題は多岐にわたり行われ、今後は、担当者レベルで具体的な取組について協議を行うこととなりました。また、現在、両機関で推進中の以下のプロジェクト等についても、現状や今後の進展について活発な議論が行われました。

  • COC+事業の課題解決型インターンシップを中心としたYFL育成プログラムの実施を通した地域課題の解決と学生の地元定着
  • 宇部市を含めた3者による「テクノロジー×アート講座」開催における技術と芸術が融合したものづくり人材の育成
  • 常盤キャンパス内の「志イノベーション道場」における、起業家・支援者・産業人との接点・ネットワークの提供並びに起業家マインドを持つ人材の育成

本学と宇部工業高等専門学校との、今後のさらなる交流の発展が期待されます。

前列左から日高副校長、三谷校長、岡学長、福田理事
後列左から大西事務部長、廣原副校長、進士工学部長、矢野学術研究部長