中学生対象にひらめき☆ときめきサイエンス「人工知能を実現してみよう」を実施しました

中学生対象にひらめき☆ときめきサイエンス「人工知能を実現してみよう」を実施しました

(平成29年12月26日掲載)

11月11日(土曜日)、山口大学常盤キャンパスにおいて、創成科学研究科工学系学域知能情報工学分野の呉本尭助教が大学における研究成果を小・中学生にも広く知ってもらうことを目的とした体験型プログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を開催しました。

まず、ロボットの歴史から最先端の人工知能成果を紹介し、情報処理の基本的な概念と原理を教え、受講生に知能を持つ機械を作る興味を持ってもらいました。レゴロボットEV3を5種類組立て、アイコンブロックを使用したプログラミングによって行動制御を実現しました。異なるセンサーから獲得した情報を如何に活用するかを考えてもらい、受講生が頭も手も動かすことで創造力を高め、工学的設計及びものづくりプロセスを体験することができました。

受講した中学生らは講師や大学院生からの指導を受け、楽しみながらも真剣に取り組んでいました。

最後に参加者一人ひとりに「修了証書」(未来博士号)が授与され閉講となりました。

同プログラムは、大学の自由な研究を支えるため、国の資金をもとに支出される研究費「科学研究費助成事業」の成果を広く国民に知ってもらおうと日本学術振興会(JSPS)が大学や各研究機関と協力し実施している事業で、今回は中学生ら13名の参加がありました