平成29年度環境対策スローガン優秀作品の表彰式を開催しました

平成29年度環境対策スローガン優秀作品の表彰式を開催しました

(平成30年1月4日掲載)

12月20日(水曜日)、平成29年度環境対策スローガン優秀作品の表彰式が学長室で執り行われました。

環境対策スローガンは山口大学における環境保全、エネルギー消費の抑制、その他環境に配慮した事業活動の管理・運営を行うため、個人が実践している環境対策や理想的なエコスクール像、全員参加の環境対策、地球温暖化防止、生物保護などを参考テーマとして募集し、本学学生から79作品の応募がありました。

表彰式では、環境責任者である財務施設担当吉岡富雄副学長より、「これからの将来を担う若い方々が環境対策に意識を持っておられることは、大学人の一人として大変頼もしく勇気付けられます。環境問題については、他人事ではなく今まさにそこに差し迫った危機、人類共通の課題です。ノーベル平和賞を授賞されていますワンガリ・マータイさん(ケニアの環境保護活動家)が世界に通じてMOTTAINAI精神等を個人に根付かせたことは、我々も見習わなければなりません。大学の教育研究の目的も社会貢献・人類の福祉に供することだと思います。山口大学も、総合大学の長所を活かし、環境問題に多方面からアプローチしている実績があります。受賞者の皆さんにおきましては、これからも環境対策に高い関心を持ちながら本学で勉学に励まれて社会に有意義な人材として巣立っていかれることを確信しております。」との言葉が贈られ、受賞者ひとり一人へ賞状と記念品が授与されました。

受賞者代表挨拶として、工学部機械工学科2年の西原健さんが「近年の環境問題の悪化に対し、電気自動車の普及メガソーラー等のクリーンエネルギーの増加を例に社会全体が環境対策を強化している中で、我々学生も何か出来るのではないかと思い、その一つとして環境対策スローガンに応募させていただきました。今回の表彰を機に、より一層の環境対策の意識の強化、そしてこの受賞者から周りの学生へ山口大学全体へと環境対策の意識の啓発を目指して、今後の学生生活に励んでいきたいと思います。」と述べ、吉岡副学長、福田隆眞副学長、他参加者から大きな拍手が贈られました。

なお、環境対策スローガン優秀作品は、本学のホームページや環境配慮活動に関するポスター・啓発資料などに活用し、更なる環境配慮活動の推進、環境モラルの醸成に繋げてまいります。