創成科学研究科建設環境系専攻の北村彩絵さんが第27回トンネル工学研究発表会優秀講演奨励賞を受賞

創成科学研究科建設環境系専攻の北村彩絵さんが第27回トンネル工学研究発表会優秀講演奨励賞を受賞

(平成30年3月7日掲載)

2017年11月30日(木曜日)、12月1日(金曜日)に公益社団法人土木学会主催の第27回トンネル工学研究発表会が土木学会(東京都新宿区四谷)で開催され、大学院創成科学研究科建設環境系専攻博士前期課程2年の北村彩絵さんが行った発表「ひび割れ指数TCIを援用した既設トンネルのメンテナンス優先度箇所判定」が優秀講演奨励賞を受賞しました。

北村さんは2017年7月に受賞した第68回中国地方技術研究会優秀賞(国土交通省中国地方整備局主催)に続き、二度目の受賞となります。

北村さんの発表は、これまでの研究を集大成としてまとめた、既設トンネルの長寿命化に関する研究で、コンクリート覆工に発生するひび割れ状況を数値化し、その経年変化を評価することで道路トンネルのメンテナンス優先度判定を効率的に実施できる可能性を示しました。

受賞に対して北村さんは、「今まで修士論文研究として取り組んできたことを認めていただき、とても嬉しい気持ちです。社会人になっても、コミュニケーション豊かな専門技術者を目指して取り組んでいきたいと思います。」と述べています。

発表時の様子
受賞した北村さん(左)と指導教員の進士教授(右)