知の広場(国際化対応)で工学部社会建設工学科卒業生の篠田龍一氏による講演会を開催しました

知の広場(国際化対応)で工学部社会建設工学科卒業生の篠田龍一氏による講演会を開催しました

(平成30年11月30日掲載)

2018年11月14日(水曜日)、吉田キャンパスの共通教育棟31番教室にて工学部1年生が受講する講義「知の広場(国際化対応)」の一環として、工学部社会建設工学科の卒業生である中国電力株式会社の篠田龍一氏を講師としてお招きし、講演会を開催しました。

この講演会は、グローバル技術者の育成を目的として行われているもので、海外での仕事の経験を持つ卒業生に講演していただいています。講師の篠田氏は、工学部社会建設工学科を平成12年に卒業後、本学の大学院に進学し、平成14年に修了されました。中国電力に入社後は8年間で53回、主に東南アジア地域に渡航され、電力施設の施工監理支援、コンサルティング、人材育成、投資可能性調査(リスクマネジメント)などを経験されています。講演では、海外業務を経験してよかったこととして、やりがいを挙げられ、大規模プロジェクトに従事できること、技術移転や人材育成において、交流した現地の技術者から感謝していただいたこと、生活向上への寄与などの具体例を交えてお話しいただきました。最後に、これからの技術者には、海外事業を当たり前にこなすスキル・能力が求められるようになると感じていると述べられ、学生たちへの前向きな取り組みを期待する言葉で締めくくられました。