第28回トンネル工学研究発表会にて優秀講演賞・優秀講演奨励賞を受賞しました

第28回トンネル工学研究発表会にて優秀講演賞・優秀講演奨励賞を受賞しました

(平成31年4月19日掲載)

2018年11月29日、30日に公益社団法人土木学会主催の第28回トンネル工学研究発表会が行われ、創成科学研究科社会建設工学分野の林久資助教が優秀講演賞を、創成科学研究科建設環境系専攻博士前期課程2年の相緒春菜さんが優秀講演奨励賞を受賞し、2019年3月12日に土木学会トンネル工学委員会より表彰状を授与されました。

林助教が受賞しましたトンネル工学研究発表会優秀講演賞は、トンネル工学研究発表会において、簡潔明瞭で優れた講演を行った発表者が、相緒さんが受賞しました優秀講演奨励賞は同発表会において、簡潔明瞭で優れた講演を行った30歳以下の発表者が表彰されます。

林助教の受賞対象となった発表タイトルは「硬岩礫混じり地山での地山挙動予測手法の提案」(林久資・酒井大輔・森本真吾・進士正人)で、礫混じり地山にトンネルを掘削した時のトンネル周辺地山の力学的挙動を数値解析によって予測する手法の提案を行ったものです。

相緒さんの受賞対象となった発表タイトルは、「TCIを用いた道路トンネル覆工のひび割れ発生要因と進行性に関する研究」(相緒春菜・中村剛・山田賢・森本真吾・林久資・進士正人)で、トンネル覆工コンクリートひび割れ指数(TCI)の経年変化を追うことで次に点検を実施すべきトンネルを決定する優先度判定手法の提案を行ったものです。

受賞に対して、「(林助教)優秀講演賞を受賞できたことを大変嬉しく、光栄に思います.今後も研究活動に精進したいと思います。」、「(相緒さん)本受賞は、日々指導・サポートしてくださる先生方や研究室のメンバーのおかげであり、今後もその感謝を忘れず研究活動に励んでいきたいと思います。」とそれぞれ感想を述べております。