電気と磁石をテーマに「おもしろ科学教室」を実施しました

電気と磁石をテーマに「おもしろ科学教室」を実施しました

(令和元年7月19日掲載)

7月13日(土曜日)、山陽小野田市にある商業施設「おのだサンパーク」において、おもしろ科学教室「電気と磁石のふしぎ発見」を実施しました。ブース形式で実施したこの教室では、工学部電気電子工学科を卒業して創成科学研究科で超伝導応用の研究を進めている大学院生3名が講師となり、夏休みの自由研究におすすめの身近な材料で作るリニアモーターの工作紹介から、強力な永久磁石が生み出す渦電流による不思議な現象、さらに極低温下の超伝導現象などを解説し、最後に原田直幸准教授と長州科楽維新プロジェクトが科学技術振興機構(JST)の支援を受けて共同開発した超伝導磁気浮上装置を使った人間浮上体験など、普段はみることが出来ない数々の科学体験を提供しました。また、2027年に東京〜名古屋間で開業予定の日本独自の超伝導技術によるリニア中央新幹線を、動く模型を使って紹介しました。

同会場では工学部創立80周年記念事業「ノーベル賞を受賞した日本の科学者」パネル展も同時開催されており、観覧を終えた来場者の多くが実験ブースにも立ち寄り、珍しい科学実験を楽しむ機会となりました。