白川CREST×生命分子インターネットワークセンタージョイントシンポジウムを開催しました

白川CREST×生命分子インターネットワークセンタージョイントシンポジウムを開催しました

(令和元年8月1日掲載)

7月29日(月曜日)、常盤キャンパスのD11講義室において、白川CREST×生命分子インターネットワークセンタージョイントシンポジウムを開催しました。

生命分子インターネットワークセンター(IoLセンター/代表:創成科学研究科 西形孝司准教授)は、山口大学研究拠点群形成プロジェクトの一つとして2017年8月に採択された山口大学で唯一の若手主宰研究拠点です。理農工獣医など多岐に渡る分野に所属する各研究者は、それぞれ基礎・応用・実用ステージに分かれ独自の研究理論およびネットワークを構築しながら、人類の健康と食を生命科学の観点から探求しております。

この研究活動を通して、2019年度からは科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業(CREST)[吉田潤一研究統括:新たな生産プロセス構築のための電子やイオン等の能動的制御による革新的反応技術の創出]に採択された白川英二代表(関西学院大学教授)のプロジェクトにIoLセンター基礎ステージメンバーが、参画することになりました。このCRESTは関西学院大学 白川英二教授、広島大学 安倍学教授、鳥取大学 野上敏材准教授、東京工業大学 小池隆司助教、及び山口大学 西形孝司准教授で構成され、アニオンラジカル種の高度な制御による新しい分子変換の開発と、開発した有用分子生産プロセスの社会実装を目指しております。

本シンポジウムはIoLセンターと白川CRESTの研究成果を発表する場として企画したもので、当日は学生・教職員そして企業などから120名を超える参加者がありました。CRESTコアメンバーとその学生の発表、企業アドバイザーからの発表に加え、特別講演として九州大学 國信洋一郎教授よりご講演いただきました。IoLセンターと白川CRESTで育成している学生の成長を見る場として、そして、複数大学研究者の交流の場として大いに盛り上がりました。また、発表した学生14名の中から優秀な発表2件に優秀発表賞を授与しました。

最後に、参加していただいた皆様に感謝申し上げます。

※本シンポジウムの一部は、山口大学基金の助成を受けて開催されました。

生命分子インターネットワークセンターHP:http://yulifemol.chem.yamaguchi-u.ac.jp/

講師を交えての記念撮影
シンポジウムの様子