小月公民館で「理科実験教室」を実施しました

小月公民館で「理科実験教室」を実施しました

(令和2年3月10日掲載)

2月9日(日曜日)、下関市立小月公民館において理科実験教室を実施しました。この教室は、下関市東部5地区まちづくり協議会が、子供たちに算数と理科に親しんでもらおうと企画された「おもしろ算数・理科実験教室」の一環で、同地区の5つの小学校(吉田・王喜・小月・清末・王司)から、児童110名と保護者ら約30名が参加しました。

工学部の岡田秀希技術専門職員が、2時間目の「理科実験教室」の講師を担当しました。サーモグラフィを使って赤外線の性質を学ぶ実験に始まり、空気の重さを測る実験、膨らました巨大なゴム風船をドライヤー、ブロワーを使って強風を体感する実験、プロペラのはたらきとドローンのしくみなど、子供たちが普段目にする機会の少ない機材を使った体験型の授業を実施しました。また、「ぶんぶんゴマ」を工作し、出来上がったコマを子供たちは上手に回すコツをつかもうと、熱心に挑戦を繰り返していました。

山口大学では、次世代理系人材育成を目的とした山口県(教育庁)との連携事業「やまぐち燦めきサイエンス事業」の中で、総合科学祭、出前科学教室、科学クラブなどを各地で企画・開催しています。今年度は、山口県内132ヶ所で24,700人の参加者を対象に、多様な科学体験の機会を提供しました。