創成科学研究科化学系専攻の中村拓也さんが化学工学会第52回秋季大会においてプレゼンテーション賞を受賞しました

創成科学研究科化学系専攻の中村拓也さんが化学工学会第52回秋季大会においてプレゼンテーション賞を受賞しました

(令和3年12月13日掲載)

9月22日(水曜日)~24日(金曜日)、岡山大学及びWebで開催された化学工学会第52回秋季大会において創成科学研究科化学系専攻博士前期課程1年の中村拓也さんが粒子・流体プロセス部会のプレゼンテーション賞を受賞しました。

本プレゼンテーション賞は、粒子・液体プロセス部会の「物質流体工学の最前線2021」のセッションでの優秀な発表をした者に授与されます。対象となった研究タイトルは「軸受け潤滑用グリースのレオロジー的評価方法の検討」です。グリースは様々な機械設備に使用されており、特に軸受け(ベアリング)が滑らかに回転するためにグリースの性能を向上させることは、機器の摩耗防止や省エネに役立ちます。今回の発表は、様々なグリースの性能を系統的に評価できる手法を提案したものです。基礎的な知識、工学的な価値、オリジナリティー、質疑の観点から評価され、今回の受賞となりました。また、本研究はコスモ石油ルブリカンツ株式会社との共同研究であり、研究成果の一部を発表しました。

11月の共同研究報告会 (左から 貝出 絢 助教、佐伯 隆 教授、中村さん、コスモ石油ブリカンツ株式会社の方々)