ICIAR2021及びCEDC2021を開催しました

ICIAR2021及びCEDC2021を開催しました

(令和3年12月24日掲載)

12月18日(土曜日)~19日(日曜日)、International Conference of Innovative Application Research and Education(ICIARE)2021及びCreative Engineering Design Competition(CEDC)2021を山口大学が中心となり、中国及び韓国の大学と共同で開催し、各国の大学から研究者や学生等159名が参加しました。今年度も新型コロナウィルス感染拡大防止のためオンラインで開催され、山口大学と江蘇大学(中国)では各大学の会場から、韓国は個別に参加しました。

ICIARE2021は、2013年から9回目の開催となる国際会議です。メカトロ、AI及びIoT技術に関する革新的な研究教育活動に携わる研究者の交流促進のため、研究者や学生による研究発表を通じて各分野の研究者が議論しました。最初に、全体講演(Plenary Talk)が行われ、その後、Data Classification、modeling and educational practice、Biomedical Engineering and Robotic System Design、Medical Engineering and Control、Power Electronicsの5つの分野に分かれて、研究者や学生による一般講演が行われました。一般講演では、全22件のうち山口大学の研究者や学生から14件の講演がありました。オンラインを通じて、それぞれの講演で活発な意見交換が行われました。

CEDC2021は、2011年から11回目の開催となる創造設計競技会です。各大学の学生で構成されたチームが、自らの発想から制作した創造的なアプリケーションや作品について、実際にデモンストレーション及びプレゼンを行い、その成果を競い合います。今回は全47チームが参加し、山口大学からは5チームが参加しました。各国の研究者により、デザイン性、技術レベル、プレゼン能力などの指標により審査され、山口大学から参加した5チームは高い評価を受けました。山口大学の1チームは、国際総合科学部と工学部の学生から構成された部局の垣根を越えたチームであり、特に高い評価をいただきました。

今回は昨年同様のハイブリッド開催となり、会場とオンライン双方での準備が必要であったため、関係各位に多くのご協力をいただきました。その結果、オンラインによるトラブルもなく、昨年よりもさらにいい雰囲気で実施でき、運営や参加いただいた全ての関係者に感謝しております。

本事業は、「令和3年度工学部オンラインシンポジウム等開催支援事業」に採択され、その支援を受けて開催されました。

山口大学現地会場 学生代表挨拶
CEDC2021オンラインでの発表風景(国際総合科学部と工学部合同チーム)
ICIARE2021オンラインでの発表風景
山口大学会場でのクロージングの一幕